外務副大臣・外務大臣政務官
ミラー・バハマ外務次官代行による石原外務大臣政務官表敬(概要)
平成26年1月14日
1月14日,石原宏高外務大臣政務官は,訪日中のフィリップ・ミラー・バハマ外務次官代行(Philip Arthur Miller, Acting Permanent Secretary of Ministry of Foreign Affairs and Immigration, Bahamas)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,石原政務官から,本年の日・カリブ交流年の年頭におけるミラー次官代行の訪日を歓迎する,今回の訪日が今後の二国間関係及び日・カリコム(カリブ共同体)関係の強化に役立つことを期待する旨述べました。また,バハマと日本は,島国であり自然災害の影響を受けやすい等共通の課題に直面している,再生エネルギー,省エネルギー,造船,農水産業等における日本の技術がバハマをはじめカリコム諸国でも導入・活用されることを期待する旨述べました。更に,カリコム諸国からの若手外交官招へいの実施や,昨年7月のバハマからの初めて国費留学生来日を例に挙げ,若い世代の交流も活発化したい旨述べました。
2 これに対して,ミラー次官代行からは,バハマにおいては太陽光及び風力発電を始めとする再生エネルギーへの関心が高い,以前のように多くの日本人観光客がバハマを訪問することを期待する旨述べました。また,バハマは一人あたりの所得は高いが,農水産業等他の途上国と比しても未開発であり技術の導入等が必要な分野も存在するほか,不法移民の問題も抱えており,日本との二国間の協力や地域の開発に向けたパートナーシップの関係が必要である旨述べました。