外務副大臣・外務大臣政務官

平成25年11月22日
1. 11月21日(木曜日)14時30分から約35分間,木原誠二外務大臣政務官は,ピエール・クレヘンビュール赤十字国際委員会事業総局長(Mr. Pierre Krähenbühl, the Director of Operations of the International Committee of the Red Cross)の表敬を受けました。
 
2. 木原外務大臣政務官から,紛争下にある人々など,最も過酷で脆弱な立場に置かれる人々に対するICRCの支援は,我が国の推進する「人間の安全保障」の理念と合致しており,今後も協力を一層強化していきたい旨述べるとともに,我が国拠出金の効率的・効果的な活用と積極的な情報発信を要請しました。また,ICRCによる日本人職員の積極的な採用を要請しました。
 
3. クレヘンビュール事業総局長より,これまでの日本からICRCに対する継続した支援について謝意を表すると共に,シリアにおける厳しい人道状況(特に医療施設や医療従事者に対する攻撃により医療サービス提供が様々な課題に直面していること),サヘル地域,ソマリア,南スーダン,コンゴ民主共和国等における活動状況及びICRCの日本人職員の積極的な採用努力について説明しました。さらに,ICRCはこれからも日本との関係をより緊密にしていきたい旨述べました。
 
4.また,両者は,シリアやアフリカにおける人道支援,フィリピン台風被害への対応,紛争下の女性の性的暴力からの保護等に関する日本とICRCの協力につき意見交換を行いました。
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