外務副大臣・外務大臣政務官
アレイニコフ国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)副高等弁務官による木原誠二外務大臣政務官表敬
平成25年10月17日

1. 木原誠二外務大臣政務官は,本17日(木曜日)11時15分から約35分間,アレクサンダー・アレイニコフ国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)副高等弁務官(Mr. T. Alexander Aleinikoff, Deputy High Commissioner, The United Nations High Commissioner for Refugees)による訪問を受けました。
2. 木原誠二外務大臣政務官より,同副高等弁務官の訪日及び日・UNHCR政策協議の開催を歓迎するとともに,我が国が柱としている人間の安全保障の観点からも難民・避難民支援を重視しており,UNHCRが重要なパートナーであることを確認しました。また,我が国が開催した第5回アフリカ開発会議(TICADV)において確認されたとおり,アフリカの開発の前提として平和と安定の確立が重要であり、そのためにも人道危機への取り組みが重要である旨を述べました。更に、UNHCRにおける邦人職員の増強やODAの一層の効率的活用と透明性の確保について要請しました。
3. アレイニコフ副高等弁務官より,日・UNHCR政策協議において有意義な議論ができたこと,日本は幅広い形で協力している貴重なパートナーであること,人道支援と開発支援を包括的に取り組んでいる点についても模範として評価している旨述べました。また,同席していたジョージ・オトトボ・アフリカ局長より,マリ及びソマリアについて現在の情勢及びUNHCRの活動等に関して説明がなされました。