外務副大臣・外務大臣政務官

平成25年9月24日
ブラジル・パラー州副知事との会談
トメアス移住者慰霊碑への献花
ジャマイカ首相との会談
 9月16日から22日まで,若林健太外務大臣政務官は,ブラジル連邦共和国及びジャマイカを訪問したところ,各国訪問の概要は以下のとおりです。
 
1.ブラジル連邦共和国(ベレン,トメアス)(9月17日,18日)
 
(1)ブラジル北部パラー州の州都ベレンを訪問した若林政務官は,17日,エレニウソン・ポンテス同州副知事と会談し,我が国とパラー州との経済関係強化,パラー州における日系社会の果たす役割等について緊密に意見交換を行い,今後ともパラー州との関係を強化していくことで一致しました。
 
(2)また,ベレンの日系3団体等が主催した若林政務官の訪問を歓迎する昼食会に出席し,各団体代表,パラー州の日系市長,地方日系協会代表等と懇談し,今後とも日系人の方々と協力して日本とブラジル,パラー州との友好関係を強化していきたい旨挨拶しました。さらに,18日には,同地に進出している日本企業関係者と懇談し,日本企業がブラジルに更に進出するために政府として行うべき方策等について意見交換を行いました。この他,同市に所在するアマゾニア病院等を視察しました。
 
(3)17日,若林政務官は,ベレンの南西240kmに位置する,アマゾン地域への最初の日本人移住地であるトメアスを訪問し,同市の日系社会が主催した歓迎夕食会に出席し,タケタ市長を始めとする日系社会の代表と現地日系社会の取り組みや活動等について懇談しました。この他,18日には,移住者慰霊碑に献花を行ったほか,移民資料館,十字路病院,アグロフォレストリー農場等を視察しました。
 
2.ジャマイカ(9月19日,20日)
 
(1)ジャマイカの首都キングストンを訪問した若林政務官は,20日,若林政務官は,ジャマイカ政府のシンプソン=ミラー首相,ニコルソン外務・貿易大臣及びヒルトン産業・投資・商業大臣とそれぞれ会談し,明年の日ジャマイカ外交関係樹立50周年及び日カリブ交流年に開催される諸行事や経済交流等の促進を通じ,二国間関係を一層強化していくことで一致したほか,国際場裡における協力等について幅広く意見交換しました。
 
(2)19日には,JICA関係者と現地の活動に関し,20日には,日本企業関係者とジャマイカでの活動状況,ビジネス環境等について懇談し,政府の取組等につき意見交換を行いました。この他,20日にUCCコーヒー農園を視察しました。

外務副大臣・外務大臣政務官へ戻る