外務副大臣・外務大臣政務官

平成25年7月23日
 本23日午前11時30分から約40分間,鈴木俊一外務副大臣は,アブル・カラム・アザド・バングラデシュ文化大臣(Mr. Abul Kalam Azad, Minister of Cultural Affairs, Bangladesh)と会談したところ,概要は以下のとおりです。
  1. 冒頭,鈴木副大臣より,「瀬戸内国際芸術祭」の「バングラデシュ・プロジェクト」の成功を祈念し,昨年国交樹立40周年を迎えた日バングラデシュ友好関係の一層の強化を期待すると共に,東日本大震災の際のバングラデシュからの支援に感謝を述べました。また,バングラデシュに進出する日本企業が増えていることを背景に,電力・ガスを含むインフラ整備等の投資環境の整備を要請しました。
  2. これに対しアザド大臣より,両国は長年にわたり強い友好関係にあり,日本の一貫した援助に国民・政府とも感謝している,両国間の文化交流を推進したい,投資環境の整備については本国関係者に伝えたいと述べました。
  3. また鈴木副大臣より,バングラデシュの次期総選挙が平和裡に準備され自由・公正に実施されることを希望する旨述べたのに対し,アザド大臣より,次期総選挙は自由・公正かつ国際的に受け入れられる形で実施されるだろう,日本からの選挙監視団も歓迎したい旨述べました。
(参考) 瀬戸内国際芸術祭
 瀬戸内海の島々を舞台に開催される国際芸術祭。本年夏には,「バングラデシュ・プロジェクト」が実施され,バングラデシュから百数十名の芸術家,舞踊家,職人等が派遣されている。

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