外務副大臣・外務大臣政務官
阿部外務大臣政務官とグリンスパン国連開発計画(UNDP)副総裁との懇談
平成25年5月20日

5月17日(金曜日)14時15分から約20分間,阿部俊子外務大臣政務官は,来日中のレベッカ・グリンスパン国連開発計画(UNDP)副総裁(Ms. Rebeca Grynspan,
Associate Administrator, UNDP)と懇談したところ,概要は以下のとおりです。
1. 阿部政務官より,東アジア低炭素成長パートナーシップ対話,6月に開催されるTICADVを共に成功させるとともに,ミレニアム開発目標(MDGs)の達成,ポスト2015年開発目標(ポストMDGs)の策定,人間の安全保障の実現,防災などの地球規模課題の解決に向けた連携を強化していきたい旨述べました。また,邦人職員増強支援に向けた働きかけを行いました。
2. これに対し,グリンスパン副総裁より,日本はUNDPの強力なパートナーであり,アフリカの開発,ポストMDGs策定をはじめとする共通の開発課題に取り組んでいきたい,邦人職員の増強に向け検討していきたい旨述べました。
(参考)グリンスパン国連開発計画(UNDP)副総裁
コスタリカ国住宅大臣,経済担当調整大臣,社会課題調整大臣,財務副大臣を歴任後,1994年から1998年にかけて副大統領を務める。2001年から2006年まで国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(ECLAC)準地域本部長,2006年から2010年までUNDPラテンアメリカ・カリブ地域局長を務め,2010年2月より現職。
UNDP副総裁は, UNDPにおいて総裁に次ぐ第2のポストである。UNDPは, ミレニアム開発目標(MDGs)の達成に向けた取組を推進する主導的機関であり,また危機予防と復興,民主的ガバナンス,環境とエネルギー等の分野における中心的な役割を果たしている。UNDPは,我が国,国連,世銀,アフリカ連合委員会と共にTICADVの共催者である。