外務副大臣・外務大臣政務官
スペイン下院外交委員長一行による松山副大臣表敬
平成25年5月20日


5月15日、午後2時00分から約30分間、松山政司外務副大臣は、外務省において、来日中のドゥラン・イ・リェイダ・スペイン下院外交委員長(Josep Antoni DURAN I LLEIDA Chairman of the Foreign Affairs Comittee of the Congress of Deputies of Spain)及び同委員会所属議員一行の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
1.松山副大臣から、ドゥラン・イ・リェイダ下院外交委員長の来日を歓迎する、本年6月から来年にかけての「日本スペイン交流400周年」の機会に、国際社会の諸課題に取り組む上で基本的価値、利益と責任を共有するパートナーとして、両国関係を一層深化させたい旨述べました。これに対し、ドゥラン・イ・リェイダ委員長からは、本年2月のスペイン外務・協力大臣、上院議長の訪日に続く、交流年の機会を捉えた今回の訪日をつうじて、政治面での両国関係の強化を図れることを大変嬉しく思う旨の発言がありました。
2.松山副大臣からは、日本も経済低迷が続いていたが、安倍政権発足後、経済成長に向けてスタートを切ることが出来、日欧の経済が共に再生することが世界にとっても重要との観点からも、日EU経済連携協定(EPA)の推進に向けて協力していきたい旨述べました。ドゥランイ・リェイダ委員長からは、スペイン経済の現状や経済健全化・構造改革に向けたスペインの取組について説明がありました。
3.その他、アジア太平洋地域を取り巻く厳しい安全保障環境等、東アジア情勢に関する意見交換を行いました。