外務副大臣・外務大臣政務官
岸外務副大臣とクリスタリーナ・ゲオルギエヴァ欧州委員(国際協力・人道援助・危機対応担当)の会談
平成25年11月11日

岸信夫外務副大臣は,11月11日(月)午後5時40分から約30分間,来日中のクリスタリーナ・ゲオルギエヴァ欧州委員(Commissioner Kristalina GEORGIEVA)(国際協力・人道援助・危機対応担当)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭
岸副大臣から,今般の訪日を歓迎し,東日本大震災後まもなく同委員自ら被災地(茨城県)を訪問したことを含むEUからの支援に改めて感謝の意を表し,また,日本は経済を再生すべく各種施策に取り組むと共に被災地の早期復興に注力している,2020年オリンピックの東京開催を通じ日本の復興を示したい旨述べました。
これに対し,ゲオルギエヴァ欧州委員から,日本は大震災からめざましい復興を遂げた旨述べ,災害に対する強靱性の強化を自国で果たすだけでなく,世界的な努力を主導しているとして日本に対する評価が示されました。
2 日EU・EPA及び戦略的パートナーシップ協定(SPA)
岸副大臣から,日本とEUは基本的価値や原則を共有するパートナーであり,日EU・EPA及びSPAを早期に妥結させることが重要であり,交渉を通じて協力を深めていくべき旨述べました。
これに対し,ゲオルギエヴァ欧州委員から,SPA交渉も通じ,防災・人道支援分野の協力を進めていきたい旨述べました。
3 防災協力
岸副大臣から,日EUで防災の主流化も含め防災分野で具体的な協力を積み重ねていくことが重要である旨述べ,2015年,仙台市で開催される第3回国連防災世界会議へのEUからのハイレベルの参加を要請しました。
これに対し,ゲオルギエヴァ欧州委員から,防災は戦略的パートナーとして日EUが協力を拡大すべき分野であり,立場は一致している,ミレニアム開発目標(MDGs)及び持続可能な開発目標(SDGs)に災害への強靱性の強化を位置づけていくことは重要である,ポスト兵庫行動枠組を採択することになる第3回国連防災世界会議には,EUが大きなプレゼンスを示せるようにしたい旨述べました。
4 フィリピン支援
ゲオルギエヴァ欧州委員から,フィリピンの台風被害に関して,EUと日本は既に支援に動いており,EUは3百万ユーロの支援を決定し,専門家を現地に派遣した旨述べました。
これに対し,岸副大臣から,日本はフィリピン政府の要請に基づき,緊急援助隊を派遣した,現地のニーズも踏まえつつ,可能な限りの支援を行っていきたい旨述べました。
1 冒頭
岸副大臣から,今般の訪日を歓迎し,東日本大震災後まもなく同委員自ら被災地(茨城県)を訪問したことを含むEUからの支援に改めて感謝の意を表し,また,日本は経済を再生すべく各種施策に取り組むと共に被災地の早期復興に注力している,2020年オリンピックの東京開催を通じ日本の復興を示したい旨述べました。
これに対し,ゲオルギエヴァ欧州委員から,日本は大震災からめざましい復興を遂げた旨述べ,災害に対する強靱性の強化を自国で果たすだけでなく,世界的な努力を主導しているとして日本に対する評価が示されました。
2 日EU・EPA及び戦略的パートナーシップ協定(SPA)
岸副大臣から,日本とEUは基本的価値や原則を共有するパートナーであり,日EU・EPA及びSPAを早期に妥結させることが重要であり,交渉を通じて協力を深めていくべき旨述べました。
これに対し,ゲオルギエヴァ欧州委員から,SPA交渉も通じ,防災・人道支援分野の協力を進めていきたい旨述べました。
3 防災協力
岸副大臣から,日EUで防災の主流化も含め防災分野で具体的な協力を積み重ねていくことが重要である旨述べ,2015年,仙台市で開催される第3回国連防災世界会議へのEUからのハイレベルの参加を要請しました。
これに対し,ゲオルギエヴァ欧州委員から,防災は戦略的パートナーとして日EUが協力を拡大すべき分野であり,立場は一致している,ミレニアム開発目標(MDGs)及び持続可能な開発目標(SDGs)に災害への強靱性の強化を位置づけていくことは重要である,ポスト兵庫行動枠組を採択することになる第3回国連防災世界会議には,EUが大きなプレゼンスを示せるようにしたい旨述べました。
4 フィリピン支援
ゲオルギエヴァ欧州委員から,フィリピンの台風被害に関して,EUと日本は既に支援に動いており,EUは3百万ユーロの支援を決定し,専門家を現地に派遣した旨述べました。
これに対し,岸副大臣から,日本はフィリピン政府の要請に基づき,緊急援助隊を派遣した,現地のニーズも踏まえつつ,可能な限りの支援を行っていきたい旨述べました。