外務本省

福岡県立修猷館高等学校の外務省訪問に際する遠山外務大臣政務官講話
(結果報告)

平成18年8月3日

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 8月2日、遠山清彦外務大臣政務官は、「小中学生の外務省訪問」で外務省を訪れた高校生に対して、外交についてや、外務大臣政務官としての経験などを語りました。

 「つくば東京研修」の一環で外務省を訪れたのは福岡県立修猷館高等学校の2年生13名。遠山外務大臣政務官は、経験談を交えながら、生徒たちの質問に答えました。

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 「外交交渉のような、相手との駆け引きのときに気をつけることは何ですか?」という質問に対して、遠山外務大臣政務官は、「一番大事なのは事前の準備です。会談相手の興味のあることや好きなことを調べておいて話題にすれば、ぐんと仲良くなれます。仲良くなった上で話をすると、とても話しやすくなります。また、自分が述べる中身について、しっかりスタッフと打ち合わせをすること。こうした事前の準備をしっかりと行って会談に臨みます。」と交渉のコツを伝授しました。また、「緊張しないのですか?」という問いに対しては、海外で命の危険にさらされたときのエピソードなどを紹介しながら、「緊張するのは失敗したときのことをあれこれ想定するからだと思うけれど、いろいろな経験を積むことで冷静に判断できるようになる。だから緊張はあまりしません。」と答え、日本の若者たちにもっといろいろな経験をして欲しいと述べました。
 その後高校生たちからは、「とても明るくて、ユーモアのある方だった。」、「遠山外務大臣政務官の体験談は、とても印象深かった。」、「日本の未来が明るくなる感じがした。」といった感想が寄せられました。

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