平成18年7月
遠山外務大臣政務官はスリランカを訪問し、7月7日、ウィクラマナヤケ首相、サマラウィーラ外相等と会談するとともに、現地経済協力案件視察を行ったところ、概要以下のとおり。
(1)遠山政務官は、スリランカには世界に誇るべき多くの文化遺産があり、2008年に東京での開催が予定されている「スリランカ文化遺産展」が、スリランカの素晴らしい文化遺産を我が国に紹介する良い機会となることを期待していると述べた。
(2)ウィクラマナヤケ首相は、この文化遺産展開催に向けた日本の協力に感謝する、今後とも日本との間で一層幅広い文化交流、人的交流を図っていきたいと応じた。
ウィクラマナヤケ首相と
(1)サマラウィーラ外相より、「ス」政府は、武力による紛争の解決は選択肢ではなく、その話し合いによる解決のため、「全政党会議」を立ち上げ、合意形成を進めている、日本の積極的な役割に期待すると述べた。
(2)遠山政務官は、紛争解決には、これまで以上の外交努力が必要である、我が国としても引き続き協力していきたいと応じた。
サマラウィーラ外相と
ウィクラマシンハ総裁は、スリランカにおける停戦合意は維持が困難な状態となりつつあるとの認識を示しつつ、当事者間の対話、政府によるタミル人の不平不満への真摯な取組の必要性を指摘した。
ウィクラマシンハUNP(統一国民党)総裁と
プレマジャヤンタ・スリランカ・日本友好議員連盟会長主催夕食会
コロンボ港開発・拡張関連事業視察