11月16日（水曜日）午後4時35分から約15分間，中野譲外務大臣政務官は，総合資源エネルギー調査会基本問題委員会への出席他のため訪日中のマリア・ファン・デル・フーフェン国際エネルギー機関（IEA）事務局長との会談を行いました。概要は以下のとおりです。
- 中野政務官から，先月1819日に開催されたIEA閣僚理事会の成功を祝福するとともに，同理事会を成功裡に終了させたファン・デル・フーフェン事務局長のリーダーシップに敬意を表しました。ファン・デル・フーフェン事務局長から，日本のような影響力のある国のIEAへの関与は重要であり，中野政務官の閣僚理事会での議論への貢献に事務局として感謝する旨応じました。
- ファン・デル・フーフェン事務局長から，中野政務官に，IEAが9日に出版した世界エネルギー展望2011年版（WEO：World Energy Outlook 2011）が贈呈されました。
- ファン・デル・フーフェン事務局長から，福島原発事故に起因する今夏の電力不足を克服した日本の政策や経験・教訓を，広く加盟国で共有し，今後のエネルギー効率の向上に繋げていくことと，原子力についても，様々な立場から公平な議論を行うことが重要であり，そのために我が国と協力したい旨発言があり，中野政務官はこの申し出に感謝の意を表しました。