菊田真紀子外務大臣政務官は,10月25日(月曜日)から26日(火曜日),女性・平和・安全に関する安保理閣僚級公開討論出席等のため,ニューヨークを訪問しました。
1.主な会談等
- 10月25日(月曜日)
- バチェレUN Women事務局長(前チリ大統領)との会談
国連若手邦人職員との意見交換会 - 10月26日(火曜日)
- 女性・平和・安全に関する安保理閣僚級公開討論
会合に際し,クリントン米国務長官,シュピンデルエッガー・オーストリア外相,カテガヤ・ウガンダ副首相(安保理議長国)と立ち話
2.成果
(1)女性・平和・安全に関する安保理閣僚級公開討論
26日(火曜日),女性・平和・安全に関する安保理決議第1325号採択10周年を迎えることから,女性・平和・安全に関する安保理閣僚級公開討論が開催されました。菊田政務官は,同公開討論においてステートメントを行い,女性の保護と参画の強化を通じた平和の実現のための我が国の考え方や,我が国が紛争中・紛争後の国に対するODAや人材育成事業の実施等を通して,決議第1325号の実施に取り組んでいることを紹介するとともに,今後とも国際社会の活動に積極的に参加していく決意を表明しました。
(2)バチェレUN Women事務局長との会談
25日(月曜日),バチェレUN Women事務局長(前チリ大統領)と会談を行い,我が国として同機関の活動に積極的に協力する旨伝達しました。先方からは,来年1月に活動を開始するUN Womenの役割について説明があり,日本のこれまでのジェンダー分野の取組に対する評価や,同機関への日本の支援に対する期待が表明されました。また,安保理決議第1325号の着実な履行の重要性について,認識を共有しました。さらに,日・チリ二国間関係にも話題が及び,先般の鉱山事故の作業員救出に対して,菊田政務官から祝意を伝達しました。
(3)国連若手邦人職員との意見交換会
25日(月曜日),国連で活躍する若手邦人職員との間で意見交換を行い,国連の中で日本の存在感を高めていくために実りある意見交換を行いました。