- 10月30日(火曜日)14時40分から約20分間,榛葉外務副大臣は第21回旭硝子財団ブループラネット賞受賞者(ウィリアム・E・リース教授(カナダ),マティス・ワケナゲル博士(スイス),トーマス・E・ラブジョイ博士(米国))の表敬を受けました。
- 榛葉副大臣は,各受賞者の受賞を祝福するとともに,地球環境問題の解決に向けた貢献に敬意を示しました。また,地球環境問題には今後,民間セクターによる取組や,新興国による努力等,国際社会のすべてのステークホルダーが力を合わせて取り組む必要がある旨強調しました。
- 3名の受賞者は,それぞれの研究分野につき紹介するとともに,生物多様性等環境問題分野における日本の積極的な取組を高く評価する旨述べました。
【参考】地球環境国際賞「ブループラネット賞」
地球環境問題の解決に対して社会科学,自然科学/技術,応用の面で著しい貢献をした個人・組織に対して,公益財団法人旭硝子財団が1992年以降毎年授与している賞。本年は,6月の国連持続可能な開発会議(リオ+20)で我が国の官民が協力して設置したジャパンパビリオン内で第21回受賞者を発表。
ウィリアム・E・リース教授及びマティス・ワケナゲル博士は人間の自然環境への依存を表す指標「エコロジカル・フットプリント」を提唱し,過剰消費のリスクの見直しに貢献。トーマス・E・ラブジョイ博士は,人間の活動が生物多様性を損ね,地球環境の危機に至ることを学問的に初めて明らかにした。