
グランディ国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)事務局長による松山外務副大臣表敬
平成25年2月15日
- 松山外務副大臣は,本15日(金曜日)14時30分から約20分間,フィリッポ・グランディ国連パレスチナ難民救済事業機関事務局長(Mr. Filippo Grandi, Commisioner-General of the United Nations Relief and Works Agency for Palestine Refugees)による訪問を受けました。
- グランディ事務局長より,昨今のシリア情勢やパレスチナ難民を巡る厳しい状況を説明し,これまでの日本からUNRWAに対する継続した支援について謝意を表すると共に引き続き協力をお願いしたい旨述べました。
- 松山外務副大臣より,中東情勢の安定化のためにパレスチナ難民問題への対応が極めて重要であり,UNRWAの果たすべき役割が大きいこと,我が国としても最近のシリア情勢の悪化に伴うパレスチナ難民の状況に懸念を有していること,我が国は厳しい財政状況にあるが,引き続き支援に努力していきたい旨述べました。特に,現在補正予算にてシリアの人道支援に約6,500万ドル(うちUNRWAに対し500万ドル),ガザ及び西岸地区での医療サービス向上に1,000万ドルの拠出をすることにつき,国会にて審議中である旨紹介しつつ,UNRWA側での予算執行の一層の効率化を要請しました。