外務本省

平和構築分野の人材育成のためのパイロット事業
(研修員による伊藤外務副大臣表敬)

平成21年3月25日

(写真)

  1. 3月25日(水曜日)、平成20年度「平和構築分野の人材育成のためのパイロット事業」の研修員21名(日本及び他のアジア諸国より参加)は、昨年8月から開始した国内研修及び海外実務研修を修了したことを報告するため、伊藤副大臣を表敬しました。
  2. 伊藤副大臣より、研修員が世界各地の平和構築の現場での経験を生かし、今後、アジアからの平和構築の「担い手」として立派に活躍されることを期待している旨述べました。
  3. 研修員を代表して、斎藤昌子氏(日本人研修員代表)及びモハド・イシュリン・ビン・モハド・イシャク氏(マレーシア人、アジア人研修員代表)より、外務省に対する謝意が表明されるとともに、将来、平和構築分野で貢献したい旨の抱負が述べられました。

(参考)

 本事業は、世界各地の平和構築の現場で支援を行うために必要となる実践的能力を備えた日本及びアジア諸国の専門家を育成するもので、2年目となる本年度事業は、昨年8月に開始され、日本人研修員15名、他のアジア諸国出身の研修員14名の計29名が、約1か月半にわたる広島及び東京における国内研修を行いました。国内研修終了後、研修員は、約5~6ヶ月にわたり世界各地の国際機関やNGOの現地事務所での海外実務研修を行い、本年3月までに同研修を修了しました。

 平成21年度より、本事業は、概要以下のとおり拡充される予定です。

1)これまで実施してきたコース(本コース)について、海外実務研修の期間を6ヶ月から1年に延長。

2)高齢化が進みつつある中、官民を問わず、シニアの活力を平和構築で活用するとの観点から、シニア専門家コースを新たに設置。

3)平和構築に携わる可能性のある方々の裾野を広げる観点から、平和構築セミナーを新設。

来年度事業の詳細については以下の外務省ウェブサイトを参照願います。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/peace_b/h21_ji.html
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