南アフリカ共和国

平成29年11月13日
バロイ南アフリカ黒人ビジネス評議会総裁による堀井学外務大臣政務官表敬1
バロイ南アフリカ黒人ビジネス評議会総裁による堀井学外務大臣政務官表敬2

 本13日午前10時より約35分間,堀井学外務大臣政務官は,訪日中(3回目の訪日)のダニサ・バロイ南アフリカ黒人ビジネス評議会総裁(Dr. Danisa Baloyi, President of the Black Business Council of the Republic of South Africa)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 堀井学政務官から,今回の訪日を歓迎するとともに,日本は職業訓練,教育等の分野をはじめ,起業家育成を含む南アフリカの人材育成に長きにわたり協力してきており,今後も日本の経験を共有しながら,南アフリカを含むアフリカの発展に貢献し,相互に恩恵のある関係を促進していきたいと述べました。
 さらに堀井政務官より,ABEイニシアティブを通じて,これまでに南アフリカから103人の学生が日本で学んでおり,彼らが将来両国の架け橋になることを願っている旨を述べました。

2 これに対し,バロイ総裁は,戦後の日本の経済は中小企業の発展により支えられてきたと承知しており,南アフリカにおける中小企業や人材の育成の参考にしたい,また,インフラ,ICT,エネルギー,農業,金融,観光等の分野で,南アと日本の企業間のパートナーシップを促進していきたい旨を述べました。

(参考)ABEイニシアティブによるアフリカ各国研修員の来日
 2013年6月のTICAD Vにおいて安倍総理大臣から,5年間で1,000名のアフリカの若者に対して,日本の大学院での教育と本邦企業でのインターンシップの機会を提供することを表明(PDF)別ウィンドウで開く 。また,2016年8月のTICAD VIにおいて,「ABEイニシアティブ2.0」として,将来の職長,工場長など現場の指導者の育成を含め,3年間で約1,500名の受入を表明(PDF)別ウィンドウで開く 。  第一陣(2014秋訪日)156名,第二陣(2015年秋訪日)317名,第三陣(2016年秋訪日)348名に続き,本年は280名を受け入れ。


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