レソト王国

令和元年10月21日
(写真1)安倍総理大臣とレツィエ3世・レソト国王との会談 安倍総理大臣とレツィエ3世・
レソト国王との会談
(写真提供:内閣広報室)
(写真2)安倍総理大臣とレツィエ3世・レソト国王との会談 安倍総理大臣とレツィエ3世・レソト国王との会談
(写真提供:内閣広報室)
 本21日,午後3時10分から約10分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のレツィエ3世レソト王国国王(H.M. King Letsie III, King of the Kingdom of Lesotho)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお会談には,日本側から岡田直樹内閣官房副長官ほかが,レソト側から,モテプ・マハパ外務・国際関係副大臣,及びパレサ・モセツェ駐日レソト大使ほかが同席しました。
 
1 冒頭,安倍総理大臣から,レツィエ3世国王の訪日を歓迎した上で,「2016年11月の訪問時は,東日本大震災の被災地を御視察いただき,被災者へのお心遣いに感謝する。この機会に両国の友好・協力関係を深化させたい」旨述べました。これに対し,レツィエ3世国王から,天皇陛下の御即位に対する祝意が示されるとともに,「台風の被害に遭われた方々にレソト国民を代表してお見舞い申し上げたい」旨述べました。
 
2 二国間関係について,安倍総理大臣から,レソトが国際場裡で日本の立場を支持してきていることに謝意を示しつつ,「レソトは信頼の置けるパートナーである」,「また,TICAD7の成果も踏まえ,レソトとの関係では,人材育成と社会的基盤の強化のための支援を行っていく」旨述べました。これに対し,レツィエ3世国王から,これまで長年にわたって日本政府から頂いてきた支援にレソト国民を代表して感謝するとともに,特に,教育,人材開発貧困撲滅への支援に対する謝意表明がなされました。また,安倍総理大臣から,「レソトの人材育成に向けた取組を後押しすべく,ABEイニシアティブで受け入れた若者が『二国間の架け橋』として活躍することを期待する」旨述べました。
 
3 レツィエ3世国王から,同国王は競走馬に強い関心があることから,「北海道の牧場を訪問することを楽しみにしている,日本の競走馬はドバイや欧州で輝かしい業績を上げており,ブリーダーからその育成について学びたいと思っている」旨発言がありました。

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