スーダン共和国
堀井学外務大臣政務官とアタルマナーン・スーダン外務担当国務大臣との会談
平成29年8月24日
本24日10時30分から約20分間,アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のためマプト(モザンビーク)を訪問中の堀井政務官は,スーダンのアタルマナーン外務担当国務大臣(Hon. Atta El Manan Bakhit Al Haj, State Minister of Foreign Affairs)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,堀井学外務大臣政務官から,アタルマナーン大臣のTICAD閣僚会合出席を心から歓迎する旨述べました。また,日本は,スーダンが地域の安定に果たす役割を重視しており,ABEイニシアティブ(PDF)を通じ,日スーダンの架け橋となる産業人材育成等スーダンの持続的成長のための支援を行っていく旨述べました。
2 これに対して,アタルマナーン大臣から,TICADを通じた協力を含むこれまでの日本の支援に対する謝意とともに,スーダンの平和と安定に向けた取組について説明がなされ,スーダンの発展のために,日本企業の進出の促進,留学生を含む人材育成等への更なる協力について期待が述べられました。
3 堀井政務官は,南スーダン情勢について,スーダンや地域諸国が果たしている役割を評価し,情勢改善に向けて両国が協力していくことで認識を共有しました。
4 この他,安保理改革,北朝鮮情勢,海洋安全保障等,国際場裡における協力に関し意見交換を行いました。