ルワンダ共和国
中根外務副大臣とルランギルワ・ルワンダ共和国ICT大臣との会談
平成30年3月15日


3月14日,中根一幸外務副大臣は,訪日中のルランギルワ・ルワンダ共和国ICT大臣(Hon. Jean de Dieu Rurangirwa, Minister of ICT, Republic of Rwanda)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 中根副大臣から,今回の訪日を歓迎するとともに,ルワンダが,投資環境整備,及びICT戦略に基づく通信環境整備や人材育成への取組により,「アフリカの奇跡」と呼ばれる復興とめざましい発展を遂げ,アフリカで最もビジネスをし易い国の一つとされていることを評価し,今回の訪日によりICT分野における二国間の協力が一層深まることを期待する旨述べました。
また,日本はこれまでルワンダにおける電力等のインフラ整備や産業人材育成に官民で協力しており,ABEイニシアティブの下でルワンダから39名の学生が日本で学び,帰国後ルワンダの日系ICT企業等で活躍している卒業生もいる,このような人材育成と雇用創出の好循環を更に後押ししていきたいと述べました。 - これに対し,ルランギルワ大臣は,ICT政策の策定やABEイニシアティブによる能力構築等における日本の協力を高く評価しており,今後も,人材育成を含む様々な分野での日本の協力と日本企業の更なる進出を期待すると述べました。
(参考)ABEイニシアティブによるアフリカ各国研修員の来日
2013年6月のTICAD Vにおいて安倍総理大臣から,5年間で1,000名のアフリカの若者に対して,日本の大学院での教育と本邦企業でのインターンシップの機会を提供することを表明(PDF)
。また,2016年8月のTICAD VIにおいて,「ABEイニシアティブ2.0」として,将来の職長,工場長など現場の指導者の育成を含め,3年間で約1,500名の受入を表明(PDF)
。第一陣(2014秋訪日)156名,第二陣(2015年秋訪日)317名,第三陣(2016年秋訪日)348名に続き,2017年は280名を受け入れ。
2013年6月のTICAD Vにおいて安倍総理大臣から,5年間で1,000名のアフリカの若者に対して,日本の大学院での教育と本邦企業でのインターンシップの機会を提供することを表明(PDF)

