モーリシャス共和国

平成29年6月27日

 6月26日から27日まで(現地時間同日),薗浦健太郎外務副大臣は,外務省の政務として23年振りにモーリシャス共和国を訪問したところ,概要は以下のとおりです。

1 プラヴィン・ジャグナット首相(H.E. Mr. Pravind Jugnauth, Prime Minister)表敬

(写真1)ジャグナット首相表敬 ジャグナット首相表敬

 薗浦副大臣から,本年1月の在モーリシャス日本国大使館開設を契機として,経済関係を始めとする二国間関係を一層強化していきたい旨述べました。また,日本が進める「自由で開かれたインド太平洋戦略」を説明の上,モーリシャスはインド洋の要衝であり,インド太平洋における海洋秩序の確保のため,緊密に連携していきたい旨述べました。
 これに対し,ジャグナット首相から,日本国大使館の開設及びこれまでの日本の支援に対する謝意と共に,今後は海洋分野における協力を進めていきたい旨述べました。
 このほか,双方は国際場裡での協力についても意見交換を行うとともに,薗浦副大臣から,2025年大阪万博の誘致に向けた働きかけを行いました。

2 気象レーダー建設サイト視察

(写真2)サイトの視察 サイトの視察

 薗浦副大臣は,日本のODAによる無償資金協力案件「気象レーダーシステム整備計画」のレーダー建設サイトを訪問。まず現場事務所内で国際気象コンサルタントからスライドを使った本件計画の概要説明を受け、その後施工業者の案内で建設中サイトの視察を行いました。
 薗浦副大臣は、日本・モーリシャス両国が同じ島国として防災協力に取組む重要性に触れつつ、現場で活躍される邦人関係者を激励しました。

3 在留邦人・日本企業関係者との懇談

 薗浦副大臣は,現地在留邦人及び現地に進出している邦人企業関係者数人を招いて,現地での日常生活、社会状況、企業活動等について懇談を行いました。


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