マダガスカル共和国

平成28年8月27日
ラジャオナリマンピアニナ・マダガスカル大統領と握手する安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
日・マダガスカル首脳会談
(写真提供:内閣広報室)

 本8月27日11時10分から約25分間,第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)出席のためナイロビ(ケニア)を訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,ラジャオナリマンピアニナ・マダガスカル共和国大統領(S.E.M. Rakotoarimanana Hery Martial RAJAONARIMAMPIANINA)との間で日マダガスカル首脳会談を行ったところ,概要は次のとおりです。

1 冒頭,安倍総理から,初めてのアフリカ開催となるTICADを成功させたい旨発言しました。これに対して,ラジャオナリマンピアニナ大統領から,日本とマダガスカルは50年以上の友好の歴史を有しており,マダガスカルにおける日本のイメージは質の高さや技術である旨述べました。

2 ラジャオナリマンピアニア大統領から,日本企業がニッケル関連プロジェクトに大規模な投資をしていることをマダガスカルに対する信頼の表れとして感謝し,政治経済の安定に努力していることを説明するとともに,日本企業の投資にあらゆる支援を約束する旨述べました。

3 安倍総理から,トアマシナ港拡張計画に係る約452億円の円借款を供与する方針を表明し,質の高いインフラ整備のため日本企業の高い技術が活用されることを期待する旨述べ,ラジャオナリマンピアニナ大統領から感謝の表明がありました。安倍総理からは,また,経済成長,汚職撲滅等に取り組むラジャオナリマンピアニナ大統領を支援したい旨述べました。

4 このほか,両首脳は,安保理改革を含む国際場裡における協力等に関し,意見交換を行いました。


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