アフリカ

平成27年8月19日
アカディリ・ベナン外相への表敬
ベナン独立式典の様子
ミッシェル・セーシェル大統領への表敬
城内外務副大臣は,7月31日から8月3日まで,ベナン及びセーシェルを訪問し,各国の政府要人との意見交換などを行うとともに,ベナンでは独立55周年記念式典に出席したところ,概要は以下のとおりです。

1 ベナン

(1)ベナン独立55周年記念式典への出席
城内副大臣は,8月1日にコトヌ市で開催されたベナン独立55周年記念式典に出席し,ヤイ・ベナン大統領及びブハリ・ナイジェリア大統領等と共に最前列で軍事パレードを観覧しました。

(2)政府要人との会談
ヤイ大統領との会談

同日,大統領府において,城内副大臣はヤイ大統領と会談を行いました。ヤイ大統領は,これまでの日本の協力に対し謝意を表すると共に,安保理改革及びTICADの開催に関し,日本への支持及び協力を惜しまない旨述べました。

アカディリ外相との会談
同日,外務省において,城内副大臣はアカディリ外相と会談を行いました。アカディリ外相は,会談の中で,これまでの日本の支援に対する感謝の意を述べると共に,国際場裡における日本の立場への支持を表明し,将来に向け,日・ベナン協力関係が一層強化されることを強く希望する旨述べました。

(3)ODAサイト等の視察
同日午後,城内副大臣は,平成15年度無償資金協力案件「コトヌ零細漁港開発計画」,平成19年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「コトヌ漁港女性の家建設計画」サイトを視察し,また,ゾマホン駐日ベナン大使により設立された「たけし日本語学校」を訪問しました。

2 セーシェル

(1)政府要人との会談
ミッシェル大統領表敬

8月3日,城内副大臣は大統領府において,ミッシェル大統領を表敬しました。同大統領は,日本が建設を支援したプロビデンス漁港がセーシェル国民に新たな活力を与えているとして,日本への謝意を表明し,日本のセーシェルに対する支援は、セーシェルの考え方に共鳴するものと賞賛しました。また,次回TICADへの出席を表明するとともに,海上安全保障分野における協力だけでなく,再生可能エネルギー分野での協力を深化させたいと述べました。

フォール副大統領表敬
同日,城内副大臣は大統領府において,フォール副大統領を表敬しました。同副大統領より,経済協力及び防災分野での日本の支援には感謝しており,日本は真のパートナー国であるとの発言がありました。また,セーシェルが高所得国に分類される中,日本がコミュニティに直接裨益する草の根・人間の安全保障無償資金協力の導入を決定したことを歓迎しました。

モルガン外務・運輸大臣との会談
また,城内副大臣はモルガン外務・運輸大臣と大統領府において会談を行いました。同大臣より,今般,日・セーシェル間でコード・シェア枠組が出来たことを受け,日本人の観光客が年間9千人前後まで増大することを期待しているとの発言がありました。

(2)ODAサイトの視察
城内副大臣は,日本がJICAを通じて実施した海岸浸食・洪水管理プロジェクトサイト及びプロビデンス漁港の二つの経済協力サイトを視察しました。

(3)閣僚との夕食会
同日夜,城内副大臣は,モルガン外務・運輸大臣,ドグリー環境・エネルギー・気候変動大臣,サンタンジュ観光・文化大臣及びコスグロウ漁業・農業大臣を招いて夕食会を主催し,意見交換を行いました。

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