アフリカ
石原外務大臣政務官のモザンビーク,ギニア,ブルキナファソ訪問(概要)
平成26年7月4日
石原宏高外務大臣政務官は,6月25日から7月4日までの日程で,モザンビーク,ギニア及びブルキナファソを訪問しました。同訪問に関する概要は以下のとおりです
1 モザンビーク(6月26日~28日)
- 6月26日,石原政務官は,マプトで開催された対人地雷禁止条約第3回検討会議のハイレベル・セッションにおいて我が国を代表してスピーチを行いました。また,同国に進出している我が国企業関係者と懇談し,モザンビーク国内の投資環境及び対モザンビーク貿易・投資を促進していく上での課題等につき意見交換を行いました。
- 27日,石原政務官は,ナンプラ州を訪問し,我が国が支援するナカラ港の視察や関係者との意見交換及びモザンビーク島において活動する青年海外協力隊員との意見交換を行いました。また,ムカニェイア・モザンビーク・日本友好連帯議連副議長と懇談しました。
- 28日,石原政務官は,与党公認の次期大統領選挙候補者であるニュシ元国防大臣と会談し,モザンビーク国内情勢や二国間関係等に関し幅広く意見交換を行うとともに,ナンプラ農業研究所試験場を視察し,農業関係のJICA専門家らと意見交換を行いました。
2 ギニア(6月30日)
- 6月30日,石原政務官は,コンデ大統領,サノ国際協力大臣,ディアロ外務次官とそれぞれ会談しました。これらの会談において,石原政務官は,ギニアの開発に向けた取組,経済分野での関係強化,国際場裏での協力等幅広い分野に関する意見交換を行いました。ギニア側からは,これまでの我が国の支援について繰り返し謝意が述べられました。
- また,コンデ大統領の発意により,ヤンサネ鉱山・地質大臣と会談し,ギニア政府が海外からの投資誘致を推進しているシマンドゥ鉱山に関する説明を受けました。
- この他,石原政務官は,ギニアで我が国のODA事業に従事する日本人関係者らとも意見交換を行いました。
3 ブルキナファソ(7月1日~2日)
- 7月1日,石原政務官は,技術協力プロジェクト「デジタル地形図作成プロジェクト」の完成授与式にウエドラオゴ社会基盤・僻地開発・運輸大臣らとともに参加し,スピーチを行った他,水分野の経済協力案件のサイトを視察しました。その他,現地で活躍するJICA専門家らとも懇談しました。
- 7月2日,石原政務官は,首都ワガドゥグ郊外にある我が国による給水案件を視察した後,青年海外協力隊員が活躍する小学校及び野球場を視察しました。現地で活動する青年海外協力隊員らと懇談しました。また,ティアオ首相と長きに亘る良好な二国間関係を確認するとともに,ブルキナファソに対する我が国による水や教育,農業の分野での支援,西アフリカ地域の安定的な成長に向けた支援等につき意見交換を行いました。ティアオ首相からは,デジタル地形図作成プロジェクトの重要性が強調されるとともに,右への謝意が表明されました。バソレ外務・域内協力大臣との間では,農業開発及び教育の質の向上を重点とする我が国の支援をはじめとする二国間関係,マリ・サヘル情勢及び国際場裏における協力等について意見交換をしました。更に,ボリ/バリ国民教育・識字大臣と会談を行い,直前に視察した小学校の印象を述べるとともに,教育分野における我が国の支援策を中心に意見交換を行いました。