アフリカ

平成26年11月14日
(写真1)
(写真2)
  • 1 11月12日,外務省主催,JETRO共催にて,「サヘル地域に関する日・アフリカ貿易・投資フォーラム」が開催されました。同フォーラムには,海外からサヘル地域の国・地域の治安情勢に関わる政府関係者・有識者の他,国内からは日本企業の対アフリカ・ビジネスの現状や安全対策を専門とする講師による講演が行われ,民間企業を中心に130名が参加しました。
  • 2 フォーラムの冒頭,小林弘裕・アフリカにおける地域経済共同体(RECs)・平和・安全保障担当大使が「我が国の対サヘル外交」と題して,サヘル地域の現状及び同地域に対する我が国の外交政策につき講演を行いました。
  • 3 続いて,海外パネリストの講演として,アブデラマン・ムラエ・アリ・モーリタニア対外治安情報局次長及びロデリック・バークレー・コントロール・リスクス社西アフリカ・シニアアナリストより,サヘル地域及び周辺関係地域の現在の治安情勢・分析及び関係諸国による取組等について説明がありました。
  • 4 フォーラム後半には,的場真太郎JETRO企画部事業推進主幹(中東・アフリカ担当)より日本企業の対アフリカ・ビジネスの現状と課題について,板橋功公共政策調査会第一研究室長より日本企業が海外進出するにあたっての安全対策について,また臼田頼仁外務省診療所副所長よりエボラ出血熱を含めたサヘル地域における医療情報について,それぞれ講演がありました。とりわけ,エボラ出血熱については,正確な情報に基づいた対応をし,風評被害をもたらさないことが重要とのメッセージが発せられました。また,フォーラム前半及び後半の各講演後,日・アフリカ間の貿易・投資関係に関心を有する出席者との間で質疑応答が行われました。
  • 5 閉会後,レセプションが開催され,ンガヌ駐日モーリタニア大使による乾杯の挨拶に続き,海外・国内パネリスト,在京アフリカ外交団,日本側の出席者の間での有意義な意見交換,人脈形成が行われました。
(参考:プログラム)
プログラムプレゼンター
外務省冒頭挨拶・講演
「我が国の対サヘル外交」
小林弘裕RECs・平和・安全保障担当大使
基調講演(1)「Evaluation of Security Situation in the Sahelアブデラマン・ムラエ・アリ モーリタニア対外治安情報局次長
基調講演(2)「Assessing Security Risks in Nigeria and West Africaロデリック・バークレー コントロール・リスクス社西アフリカ・シニアアナリスト
質疑応答(1)質疑応答
休憩 
国内パネリスト講演(1)「日本企業の対アフリカ・ビジネスの現状と課題」的場真太郎 JETRO企画部事業推進主幹(中東・アフリカ担当)
国内パネリスト講演(2)「安全対策を中心に」板橋功 公共政策調査会第1研究室長
国内パネリスト(3)「サヘル地域における医療情報」臼田頼仁 外務省診療所副所長
質疑応答 
レセプション 

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