サモア独立国
上川外務大臣とムリポラ・サモア女性・共同体・社会開発大臣との会談
令和6年2月10日

現地時間10日午後3時00分(日本時間同日午前11時00分)から約30分間、サモア独立国を訪問中の上川陽子外務大臣は、ムリポラ・アナロサ・アレ・モリオオ・サモア独立国女性・共同体・社会開発大臣 (Hon. MULIPOLA Anarosa Ale Molio’o, Minister of Women, Community and Social Development, Independent State of Samoa)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、上川大臣から、日本とサモアは半世紀にわたる歴史を有する友人であり、基本的な価値を共有する重要なパートナーである旨述べるとともに、今回の訪問を機に二国間関係を一層強化していきたい旨述べました。
- 上川大臣から、日本は太平洋島嶼国地域の「2050年戦略」を強力に支持し、二国間の取組や太平洋・島サミット(PALM)プロセス等を通じて、サモアへの協力を実施している旨説明しました。これに対し、ムリポラ大臣から、サモアに対する長年の日本の協力について謝意が述べられました。
- 上川大臣から、人間の尊厳が守られる世界を目指す上で、「女性・平和・安全保障」(WPS)を推進する重要性について述べ、昨年3月にサモアにおいて、「世界津波の日」に向け、女性の視点を重視した津波防災計画を策定するリーダーシップ研修が国連訓練調査研究所(UNITAR)主催で開催されたことに触れた上で、ムリポラ大臣の女性や子どもを含む社会全体の発展に向けた取組に敬意を表しました。
- なお、上川大臣から、能登半島地震へのムリポラ大臣からのお見舞いに対する謝意を述べた上で、被災地の復興を願い、金沢箔の小箱を贈呈しました。