大洋州
宮路外務副大臣の日本財団主催「ワールド・アイランド・フォーラム・ラウンドテーブル」出席
令和7年3月11日


3月11日、宮路拓馬外務副大臣は、日本財団主催「ワールド・アイランド・フォーラム・ラウンドテーブル」に出席し挨拶しました。
宮路副大臣は、挨拶において、昨年7月に開催した第10回太平洋・島サミット(PALM10)で採択された首脳宣言及び共同行動計画に従って、着実にコミットメントを果たしていく旨述べ、太平洋島嶼国を取り巻く環境が複雑化する中、日本は太平洋諸島フォーラム(PIF)の「2050年戦略」及び地域の一体性を力強く支持し、太平洋島嶼国のニーズにしっかりと耳を傾けていく旨述べました。
また、PALM10で発表した「太平洋気候変動強靱化イニシアチブ」の一環として、PIFの「太平洋強靱化ファシリティ(PRF)」への3百万米ドルの拠出を通じ、気候変動や災害リスクに対する太平洋諸国の脆弱性克服に貢献することを嬉しく思う旨述べました。
さらに、昨年12月にバヌアツで発生した地震被害に対し、喫緊の課題であるがれき除去や給水支援のための復旧機材供与を決定したことに触れつつ、本日が東日本大震災発災から14年であることを想起し、日本が様々な災害を経験して培ったノウハウを活用し、「ビルド・バック・ベター」の考え方の下、復興に貢献できるような協力を進めていく旨述べました。