大洋州

令和6年7月16日
挨拶する林官房長官 (写真提供:内閣広報室)
ブラウン・クック諸島首相と握手を交わす林官房長官 (写真提供:内閣広報室)

 7月16日、午後7時から約120分間、第10回太平洋・島サミット(PALM10)参加国・地域の首脳夫妻等を招待して、林芳正官房長官夫妻主催歓迎レセプションが開催されました。

  1. 冒頭、林官房長官が歓迎の挨拶を行い、気候変動を始めとする喫緊の課題に対し、日本と太平洋島嶼国・地域との「キズナ」を礎に、力を合わせて解決策を見出していきたい旨述べました。
  2. これに対し、PALM10の共同議長であるマーク・ブラウン・クック諸島首相(Hon. Mark BROWN, Prime Minister of Cook Islands)が、参加国首脳を代表して挨拶を行い、日本と太平洋島嶼国のパートナーシップを常に牽引してきた太平洋・島サミットへの感謝と今後への期待を述べるとともに、太平洋島嶼国・地域と日本の連携を引き続き強化したい旨述べました。その後、石川県産の日本酒にて林官房長官夫妻による乾杯が行われました。
  3. 同レセプションでは、輪島市の伝統芸能である御陣乗太鼓演奏や石川県出身の小中高生によるブレイクダンスのパフォーマンスが披露されたほか、石川県産をはじめとする日本各地の食材を用いた料理が提供されました。
  4. また、会場では、太平洋島嶼国におけるJICA(国際協力機構)の活動や元JICA協力隊員をはじめとする各国とゆかりの深い日本人の方々の紹介、福島県産食品の提供や東日本大震災被災地復興状況についての説明、2025年(令和7年)日本万国博覧会の内容や準備状況についての紹介、2027年(令和9年)園芸博覧会へ向けた取組の紹介、太平洋島嶼国・地域でも活用されている医療コンテナに関する展示、内閣府総合海洋政策推進事務局による海洋状況把握に関する展示等が行われ、参加者間で交流が行われました。

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