大洋州

平成26年12月11日

1 プログラム概要

12月1日から9日まで,外務省の戦略的実務者招へいプログラムの一環として,太平洋島嶼国・地域から,13名の若手行政官が来日しました。太平洋島嶼国・地域では,地震や津波,サイクロン等の自然災害が多く,防災に関する取組が喫緊の課題となっています。そこで,今年度は「防災への取組」をテーマとして掲げ,関係省庁及び関連機関を訪問しました。また,一行は,第7回太平洋・島サミットの開催地である福島県いわき市を訪問し,被災地の視察等を通じ,我が国が東日本大震災から得た教訓を共有しました。

なお,当省では,太平洋島嶼国との関係を強化する観点から,毎年本招へいプログラムを実施し,若手行政官との交流を図っています。

2 参加者

防災政策に携わる若手行政官13名(クック諸島,サモア,ソロモン諸島,トンガ,ナウル,ニウエ,パラオ,パプアニューギニア,フィジー,マーシャル諸島,ミクロネシア連邦,ツバル,バヌアツ)

3 滞在日程

気象庁訪問
太平洋諸島センター訪問
1. 一行は,外務省,気象庁,JICA,太平洋諸島センター等の関係省庁及び関連機関を訪問し,日本の防災分野への取組・防災技術について学び,意見交換を行いました。また,秋篠宮同妃両殿下に御接見の機会を賜りました。
いわき市長表敬
被災地視察
2. 一行は,4日から6日まで福島県いわき市を訪問し,清水いわき市長を表敬訪問した他,日産いわき工場の見学,福島工業高等専門学校訪問,被災地視察,スパリゾートハワイアンズの会場視察を実施しました。

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