大洋州

平成31年2月26日
(写真1)「太平洋島嶼国海洋セミナー」の様子
(写真2)「太平洋島嶼国海洋セミナー」の様子
(写真3)「太平洋島嶼国海洋セミナー」の様子

1 セミナー概要

 2月14日,外務省の戦略的実務者招へいプログラムの一環として,太平洋島嶼国から来日した13名の若手行政官を対象に「太平洋島嶼国海洋セミナー」を開催しました。「自由で開かれたインド太平洋」を踏まえ,自由で開かれた持続可能な海洋を重視し,海上法執行を含む海上保安分野の能力構築支援などの実施を表明したPALM8のフォローアップの観点から,水産研究・教育機構,海上保安庁及び防衛研究所の専門家から,それぞれ,違法漁業対策,海上法執行分野の人材育成,自由で開かれたインド太平洋の下での日本の海洋戦略について講義を受けました。
 参加者からは多くの質問が寄せられ,活発な意見交換が行われました。

2 講演内容

(1)国立研究開発法人 水産研究・教育機構 杉崎宏哉 研究主幹
「西部北太平洋のマサバ漁業:日本EEZ近傍のIUU漁獲量推定の試み」
(2)海上保安庁 山崎伸也 総務部教育訓練管理官付専門官
「海上法執行機関の人材育成」
(3)防衛省防衛研究所 下平拓哉 主任研究官
「自由で開かれたインド太平洋の下での日本の海洋戦略」

3 参加者

 海上保安・海洋安全保障に携わる若手行政官13名(ミクロネシア連邦,トンガ,バヌアツ,パラオ,キリバス,マーシャル諸島,ツバル,サモア,ニウエ,パプアニューギニア,フィジー,ソロモン諸島,クック諸島)


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