ニュージーランド

令和2年11月20日

11月20日午後4時00分から15分間、菅義偉内閣総理大臣は、ジャシンダ・アーダーン・ニュージーランド首相(Rt. Hon. Jacinda Ardern, Prime Minister of New Zealand)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、菅総理大臣から、アーダーン首相が10月の総選挙で歴史的勝利を収め、首相に再任されたことへの祝意を伝えるとともに、新型コロナウイルス対応におけるアーダーン首相のリーダーシップに敬意を表しました。これに対し、アーダーン首相から菅総理大臣に対し、総理大臣就任に祝意が述べられました。
  2. 両首脳は、日本とニュージーランドがインド太平洋地域において共通の価値に立脚した重要な「戦略的協力パートナー」であり、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた取組、WTO改革、TPP11やRCEPなどを通じた自由で公正な経済秩序の拡大、安全保障といった分野での協力を促進していくことを確認しました。
  3. 両首脳は、北朝鮮情勢についても意見交換を行い、菅総理から、「瀬取り」対策におけるニュージーランドの協力に謝意を伝えるとともに、拉致問題に関し引き続きの理解と協力を求め、アーダーン首相の強い支持を得ました。
  4. アーダーン首相から、ニュージーランドが議長を務める明年のAPECの成功に向けた協力要請があり、菅総理大臣から両国で緊密に連携したい旨述べました。

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