ニュージーランド
第6回日・ニュージーランド会議の開催
平成26年11月18日
1. 12月16日(火曜日),北海道札幌市において,第6回日・ニュージーランド会議が開催されます。
2. この会議では,「食・農業分野における日・ニュージーランドのパートナーシップ」をテーマに,(1)農業協力における両国民間企業の成功事例,(2)アジア太平洋地域における市場ニーズの開拓,(3)酪農技術協力の各議題について,両国の政府関係者,学識者,企業関係者等が協議し,日・ニュージーランド間の協力強化の可能性を模索します。
3. 本事業は,本年7月の安倍総理のニュージーランド訪問時に両国首脳間で発出した「二国間協力の強化に関する共同プレスリリース」において,日・ニュージーランド間の食料・農業分野における連携強化が確認されたことを受けて開催するものであり,両国間の長期的な貿易・投資の促進及び農業・食料分野の協力強化に貢献することが期待されます。
(参考)日・ニュージーランド会議
2005年6月の日・ニュージーランド首脳会談にて発出された共同ステートメントにおいて,両国が二国間及び国際的な諸課題について協力を強化することを確認。本会議は,そのフォローアップのための定期的会合。
第1回会議(2008年3月,東京)
環境政策,環境技術,日NZ環境協力の可能性をテーマに実施。
第2回会議(2012年3月,ウェリントン)
災害管理分野における協力及びアジア太平洋地域への貢献の可能性につき協議(震災復興,液状化,早期警報システム,耐震強化等)。クライストチャーチ地震・復興現場を視察。
第3回会議(2013年3月,ニュージーランド(タウポ))
地熱発電分野における協力の可能性について協議。タウポに所在する地熱発電関連施設を視察。
第4回会議(2013年4月,東京・京都・神戸)
第2回会議のフォローアップとして,防災工学をテーマに,高層建築の耐震化,宅地液状化,非構造部材の耐震化等につき議論。東京でのワークショップに加え,京都大学・防災研究所付属地震予知研究センター,兵庫耐震工学研究センター(E-Defense)等を視察。
第5回会議(2014年4月,サモア(アピア))
太平洋地域における防災分野での協力の観点から,サモアでの津波災害対策をテーマに,津波リスク調査・予測,早期警報システム,防災・減災対策等について日・ニュージーランド及びサモアの研究者や政府関係者等を招き協議。サモアの津波被災地等を視察。