ミクロネシア連邦

令和6年2月11日
上川外務大臣とロバート・ミクロネシア外務大臣の会談の際に、記念品を交換する様子
上川外務大臣とロバート・ミクロネシア外務大臣の会談の様子

 現地時間2月11日午後3時35分(日本時間同日午後0時35分)から約25分間、太平洋・島サミット(PALM)第5回中間閣僚会合出席のため、フィジー共和国のスバを訪問中の上川陽子外務大臣は、ローリン・S・ロバート・ミクロネシア連邦外務大臣(Hon. Lorin S. Robert, Secretary of the Department of Foreign Affairs of the Federated States of Micronesia)との外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、昨年12月の外相会談を通じ、150年来のミクロネシアとの「キズナ」を強化する決意を新たにしたと述べた上で、共通の原則・価値を共有し、太平洋で結ばれた長年の友人であるミクロネシアとの関係を強化していきたい旨述べました。これに対し、ロバート外相から、昨年12月来の再会をうれしく思う、ミクロネシアは日本との歴史ある友好関係を有しており、更に深めていきたい旨述べました。
  2. 上川大臣から、世界が歴史の転換点にある中、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化し、人間の尊厳が守られる世界を確保していく必要がある旨述べました。また、上川大臣から、太平洋島嶼国地域を巡る状況変化を踏まえつつ、各国のニーズに寄り添いながら、太平洋島嶼国との協力を強化していくことの重要性について述べました。
  3. 両者は、本年開催予定のPALM10に向け、緊密に連携していくことで一致しました。
  4. なお、能登半島地震に関連し、被災地の復興を願い、上川大臣から金沢箔の小箱を贈呈しました。

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