フィジー共和国
中根外務大臣政務官とウサマテ・フィジー保健・医療サービス大臣との会談
平成27年10月9日

10月5日,午後6時から約15分間,中根一幸大臣政務官は,外務省において,現在実施中の技術協力「生活習慣病対策プロジェクト」の一環としてJICA招聘により訪日中のチョネ・ウサマテ・フィジー保健・医療サービス大臣(Hon. Jone USAMATE, Minister for Health and Medical Services of the Republic of Fiji)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 中根政務官から,今般の訪日を歓迎するとともに,今年5月の太平洋・島サミットや,今年9月の日本・太平洋島嶼国首脳会合など,フィジーとの間でハイレベルでの対話が頻繁に実現していることを歓迎する旨述べました。また,中根政務官から,今年9月に太平洋諸島フォーラム(PIF)域外国対話に出席した際に,クンブアンボラ・フィジー外務大臣と会談する機会を得,二国間関係の進展について確認したところであり,今後も両国の関係が一層深化することを期待する旨述べました。
- ウサマテ大臣から,両国のハイレベルで頻繁に交流が図られていることは喜ばしい旨述べました。
- 中根政務官から,我が国は,フィジー経済の自立に共に取り組むパートナーとして,環境に配慮した持続的経済成長と国民の生活向上を図るための支援を中心に協力していく考えであり,特に保健医療分野の支援を重視している旨述べるとともに,現在実施している技術協力「生活習慣病対策プロジェクト」を通じてフィジー国民の生活向上に大きく貢献することを期待する旨述べました。
- これに対し,ウサマテ大臣から,フィジーにおける生活習慣病対策の重要性について述べるとともに,日本の保健医療分野に対する支援について感謝の意が表されました。