フィジー共和国

平成27年10月5日
(写真1)

 9月29日午後12時30分から約80分間,城内実外務副大臣は,平成27年度閣僚級招へいにより訪日中のチコ・ファタフェヒ・ルベニ・フィジー議会議長(Hon. Dr. Jiko Fatafehi LUVENI, Speaker of Parliament of the Republic of Fiji)との間で,昼食を交えつつ意見交換を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,城内副大臣から,ルベニ議長の来日を歓迎するとともに,フィジーにおける民政の定着に尽力されているルベニ議長に敬意を表す旨述べました。また,フィジーとは,今年5月に実現した日・フィジー首脳会談で,協力強化が確認され,両国関係は新たな段階に入った,また,議員交流は両国の相互理解を深める上で重要であり,ハイレベルの交流をいっそう活性化することを期待する旨述べました。
  2. ルベニ議長からは,今般の日本政府の招へい及びこれまでの継続的な支援に感謝するとともに,このような交流を通じて日本とフィジーとの関係をより一層強化していきたい旨述べました。
  3. 城内副大臣からは,「女性が輝く社会」の実現は最重要課題の一つである旨説明した上で,昨年及び本年の「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム(WAW!)」の開催をはじめ,政府が推進する積極的な取組を紹介しました。
  4. これに対し,ルベニ議長から,フィジーおいて進められているコミュニティレベルでの取組みを紹介しつつ,女性の活躍はフィジーにとっても重要な課題である旨述べました。

 なお,ルベニ議会議長の訪日は,日フィジー間で議会レベルを始めとする人物交流を促進する目的で,外務省の招待により実現したものです。これを機に,フィジーとの様々なレベルにおける協力がより一層強化されることが期待されます。


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