クック諸島
林外務大臣のクック諸島訪問(令和5年3月19日~20日)
令和5年3月21日
現地時間3月19日~20日、林芳正外務大臣はクック諸島を訪問したところ、現地での日程の概要は以下のとおりです。
1 ブラウン首相兼外相への表敬
現地時間3月20日午前11時(日本時間21日午前6時)から約50分間、マーク・ブラウン・クック諸島首相兼外相を表敬しました。
2 日・クック諸島友好記念昼食会


現地時間3月20日午前11時(日本時間21日午前6時)から約90分間、伊藤駐ニュージーランド大使主催の日・クック諸島友好記念昼食会に参加しました。
3 視察
その後、太平洋島嶼国の各国のニーズに応えつつ信頼関係を育むという日本の方針の実践の現場として、以下の視察先を訪問しました。
(1)ラロトンガ病院


クック諸島最大の総合病院であるラロトンガ病院を訪れました。日本は、医療設備への需要が高いクック諸島に対して、同病院に対する救急車や医療機器の供与をはじめ、無償資金協力(経済社会開発計画)により、保健関連分野を中心に支援を行っており、新型コロナウイルス感染症対策や保健・医療施設の設備及び衛生状況の改善等に貢献しています。日本は、正にクック諸島のニーズを踏まえた日本の強みを活かす協力を実施しています。
(2)テイムリモティア消防署


日本の支援を受けラロトンガ島東部地域で初めて建設されたテイムリモティア消防署を訪れました。日本は、同消防署に対して、草の根・人間の安全保障無償資金協力により、消防署の建設や中古消防車の供与等の支援を実施し、クック諸島の重要課題である防災・減災活動を含む救急体制の強化に貢献しており、現地においても高く評価されています。
4 ブラウン首相兼外相主催夕食会


現地時間3月20日午後6時(日本時間21日午後1時)から約135分間、ブラウン首相兼外相主催夕食会に参加しました。