オーストラリア連邦
日豪首脳電話会談
令和2年9月20日
9月20日午後7時55分から約20分間、菅義偉内閣総理大臣は、スコット・モリソン・オーストラリア連邦首相(The Hon. Scott Morrison, MP, Prime Minister of the Commonwealth of Australia)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- モリソン首相から、総理大臣就任についての祝意及び菅総理との関係構築への期待が述べれらたのに対し、菅総理から、謝意を伝えつつ、モリソン首相と安倍前首相の深い信頼関係と同様に、モリソン首相と良好な関係を築き、日豪関係を一層強固なものにしていきたい旨述べました。
- 両首脳は、日豪が「特別な戦略的パートナー」として、相互補完的である両国間の経済関係を更に発展させていくことや、コロナの収束も見据え、「自由で開かれたインド太平洋」の実現、さらには国際社会全体の安定と繁栄のために協力を深めていくことのほか、地域の同志国との連携が重要であることを確認しました。また、菅総理から、北朝鮮による拉致問題の早期解決に向けて、豪州の引き続きの協力を求めました。
- モリソン首相からは、豪州人乗組員2名を乗せた家畜輸送船「ガルフ・ライブストック1」号の遭難事故について、海上保安庁によるこれまでの献身的で勇敢な対応への謝意の表明があり、菅総理から、日本として可能な限り協力したいと述べました。