オーストラリア連邦
日豪外相会談
令和3年5月5日

現地時間5月5日午前11時50分(日本時間5日午後7時50分)から20分間、G7外務・開発大臣会合出席のため英国を訪問中の茂木敏充外務大臣は、マリズ・ペイン・オーストラリア連邦外務大臣(Senator the Hon Marise Payne, Minister for Foreign Affairs of the Commonwealth of Australia)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 茂木大臣から、安全保障・防衛分野の協力の進展のほか、経済分野では水素等のクリーン・エネルギーをめぐる協力が進むなど、日豪協力の裾野が着実に広がっているとの認識を述べ、ペイン大臣との間で引き続き両国関係を発展させていくことを確認しました。その中で、両大臣は、次回の日豪外務・防衛閣僚協議(「2+2」)の早期開催に向けて引き続き調整していくことを確認しました。
- また、両大臣は、3月の日米豪印首脳テレビ会議において充実した議論が行われたことを歓迎するとともに、引き続き具体的な協力を積み重ねていくことの重要性を確認しました。また、「自由で開かれたインド太平洋」の実現のため、東南アジアや太平洋島嶼国を含む関係諸国との協力を推進していくことで一致しました。
- 両大臣は、中国の一方的な現状変更の試みや、香港情勢などについても意見交換を行い、深刻な懸念を共有しました。