オーストラリア連邦
日豪草の根交流計画関係者(全豪退役軍人会一行)による堀井学外務大臣政務官表敬
平成29年12月11日


12月6日午後5時30分から約30分間,外務省の招待で訪日中の全豪退役軍人会(Returned and Services League of Australia)一行が,堀井学外務大臣政務官を表敬したところ,概要は以下のとおりです。
- 堀井政務官から,これまで日豪草の根交流計画によるオーストラリア人元戦争捕虜の訪日における全豪退役軍人会の多大な貢献に感謝するとともに,12月7日に外務省が主催する本計画の意義や成果を振り返るための記念事業が,日豪の和解と友好を更に進める機会となることを期待する旨述べました。
- これを受け,全豪退役軍人会一行を代表して,ジョージ・マクリス事務局長から,日本政府の招待に感謝し,訪日できたことを嬉しく思う旨述べるとともに,日豪の未来志向の友好関係の更なる強化のために引き続き協力していきたい旨述べました。
- さらに,堀井政務官から,訪日できるオーストラリア人元戦争捕虜の方々が少なくなってきたことを踏まえ,日豪草の根交流計画の活動に一区切りをつけ,今後は同計画の趣旨や意義を踏まえて,日豪間の若い世代の交流を進めていきたい旨述べました。
[参考]日豪草の根交流計画によるオーストラリア人元戦争捕虜訪日の実績
平成9年度から平成17年度まで,本件計画事業(第一次)として,元戦争捕虜を含む退役軍人関係者計59名を招待。平成22年度から本件計画事業(第二次)を開始し,毎回3~5名の元戦争捕虜及び各付添人を招待。今回の披招待者を含め,累計で123名を招待。
[参考]本年度の被招へい者
ジョージ・マクリス全豪退役軍人会事務局長,ピーター・フィリップス退役少将(元全豪退役軍人会会長),ステファン・ヘンダーソン全豪退役軍人会スペシャルプロジェクトマネージャー