大韓民国

令和6年10月10日
ユン大統領と握手する石破総理 (写真提供:内閣広報室)
日韓首脳会談の様子 (写真提供:内閣広報室)

 現地時間10月10日午後3時45分(日本時間同日午後5時45分)から約40分間、ASEAN関連首脳会議に出席するためラオス・ビエンチャンを訪問中の石破茂内閣総理大臣は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)韓国大統領と日韓首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 両首脳は、来年、両国が国交正常化60周年を迎えることを見据えつつ、人的交流の推進、経済面での連携、安全保障分野における協力など、幅広い分野で協力を強化していくことや、国際社会の中で日韓がパートナーとして果たすべき役割について、率直な意見交換を行いました。両首脳は、国交正常化60周年である明年を、日韓関係を大いに飛躍させる年とすべく、両国間の議論を加速することで一致しました。また、安全保障分野において、日韓米の協力を一層強化していくことを確認しました。
  2. 両首脳は、北朝鮮への対応を始めとする地域情勢についても意見交換を行いました。北朝鮮については、核・ミサイル活動やロシアとの軍事協力の進展に対する深刻な懸念を共有した上で、引き続き、日韓、日韓米で緊密に連携することを確認しました。また、拉致問題についても、尹大統領から改めて支持を得ました。
  3. 両首脳は、石破総理大臣の就任から間を置かず、対面で意見交換ができたことを歓迎し、今後も、緊密に意思疎通を続けていくこととしました。

大韓民国へ戻る