大韓民国

令和3年1月26日

1月26日、午後6時25分から約15分間、加藤勝信内閣官房長官は、高池勝彦・高池法律事務所弁護士、西岡力・麗澤大学教授(歴史認識問題研究会会長)等による表敬訪問を受け、両者を賛同者代表とする「ソウル中央地方裁判所の慰安婦判決に抗議する日韓法律家・知識人共同声明」の手交を受けたところ、概要は以下のとおりです。なお、先方からは、高橋史朗・麗澤大学教授、岡島実・第九法律事務所弁護士、長谷亮介・歴史認識問題研究会研究員が、政府側からは、木原稔内閣総理大臣補佐官他が同席しました。

  1. 冒頭、高池氏及び西岡教授から、加藤官房長官に対し、ソウル中央地方裁判所の慰安婦判決に抗議する日韓法律家・知識人共同声明が手交されました。
  2. これを受け、加藤官房長官から、日本と韓国の法律家及び知識人の皆様が共同で発出された声明を重く受け止め、政府内部で共有させていただく旨述べました。
  3. 加えて、加藤官房長官からは、今回の判決は、国際法及び日韓両国間の合意に明らかに反するものであり、極めて遺憾であり、断じて受け入れることはできないとした上で、韓国に対し、国際法違反の状態を是正するために、国家としての責任で直ちに適切な措置を講ずることを引き続き強く求めていく、日本政府として、あらゆる選択肢を念頭に置いて、毅然として対応していく旨述べました。

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