北朝鮮
特別調査委員会との協議
平成26年10月29日
1 日時・先方出席者
10月28日(火曜日)
午前 約2時間半 ソ・テハ委員長との面談(両副委員長、各分科会責任者等出席)
午後 約3時間 分科会からの説明・質疑
午前 約2時間半 分科会からの説明・質疑
(ソ・テハ委員長、両副委員長、各分科会責任者等出席)
午前 約2時間半 ソ・テハ委員長との面談(両副委員長、各分科会責任者等出席)
午後 約3時間 分科会からの説明・質疑
- 拉致被害者 キム・ミョンチョル副委員長,カン・ソンナム国家安全保衛部局長等
- 行方不明者 パク・ヨンシク副委員長等
午前 約2時間半 分科会からの説明・質疑
- 日本人遺骨問題 キム・ミョンチョル副委員長,キム・ヒョンチョル国土環境保護省局長等
- 残留日本人・日本人配偶者 パク・ヨンシク副委員長,リ・ホリム朝鮮赤十字会事務総長等
(ソ・テハ委員長、両副委員長、各分科会責任者等出席)
2 日本側から主張・強調したこと
- 日本側から、拉致問題が最重要課題であること、全ての拉致被害者の安全確保及び即時帰国、拉致に関する真相究明並びに拉致実行犯の引渡しが必要であること、政府認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者を発見し、一刻も早く安全に帰国させることを求めていることを繰り返し伝達。
- 調査に当たり、透明性及び迅速性を求めるとともに、日本側として徹底的な検証を行う考えを伝えた。
3 北朝鮮側からの説明概要
- 北朝鮮側からは、委員会及び支部の構成といった体制や、証人や物証を重視した客観的・科学的な調査を行い、過去の調査結果にこだわることなく新しい角度からくまなく調査を深めていくといった方針について説明があった。
- また、調査委員会は、北朝鮮の最高指導機関である国防委員会から特別な権限を付与されており、特殊機関に対しても徹底的に調査を行うとの説明があった。
- 拉致問題については、個別に入境の有無、経緯、生活環境等を調査している、被害者が滞在していた招待所跡等の関連場所を改めて調査するとともに、新たな物証・証人等を探す作業を並行して進めていると説明。それ以外の分野についても、具体的な調査の方針や現状について、詳細な説明があった。