中華人民共和国

平成29年12月5日
「中国青年アニメ漫画家訪日団」による中根外務副大臣表敬1
「中国青年アニメ漫画家訪日団」による中根外務副大臣表敬2

11月29日,中根一幸外務副大臣は,日中植林・植樹国際連帯事業により訪日している「中国青年アニメ漫画家訪日団(団長:龔建忠・中国公共外交協会副会長)」による表敬を受けたところ,概要以下のとおりです。

  1. 冒頭,中根副大臣から,訪日団一行を心から歓迎するとともに,漫画やアニメは国民交流を促進する効果的なツールであり,今回の訪日の機会に,日本のアニメや漫画に直接触れるとともに,相互交流を深めてほしい旨述べました。
  2. 続いて,龔副会長から,中根副大臣による表敬受入れに対して謝意が表されるとともに,同訪日団の目的は日中友好交流である旨,また,中国公共外交協会として,引き続き日中関係に貢献していく旨述べられました。
  3. 中根副大臣から,中国の漫画やアニメの最新状況や今後の展望について質問したのに対して,訪日団メンバーであり,著名なネット漫画作家である牛轟轟(本名:劉泠汐)さんから,近年中国では,特にインターネット上で優秀な漫画やアニメ作品が生まれている一方,短期間で急速に発展しているため課題も多く,現在はまだ理想的な状況とは言えないが,今後も引き続き進歩していくと思う旨述べました。
  4. また,同じく著名なネット漫画家の妖妖小精(本名:安寧)さんから,中根副大臣に対し,国民の相互理解における文化交流の意義と日本政府の施策について質問がありました。これに対し,中根副大臣から,漫画やアニメに代表されるソフトパワーには,人を惹き付け,交流を促し,相互理解を深める大きな力があると述べるとともに,日中政府間では,最近,日中文化交流政府間協議の再開で一致したことや,映画共同製作協定につき大筋合意を達したことを紹介しました。
  5. 最後に,中国の中央美術学院の学生である梁志豪さんから,中根副大臣にイラスト作品のプレゼントがあり,中根副大臣からは,訪日団が日中両国国民感情の更なる改善のために貢献してくれることを期待する旨述べて,表敬を終了しました。

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