モンゴル国
茂木外務大臣によるバトトルガ・モンゴル大統領表敬
令和2年10月10日


10月10日午前10時30分(現地時間;日本時間同日午前11時30分)から約1時間10分間、モンゴルを訪問中の茂木敏充外務大臣は、ハルトマー・バトトルガ・モンゴル大統領(H.E. Mr. Khaltmaa BATTULGA, President of Mongolia)を表敬したところ、概要は次のとおりです。
1 冒頭
(1)バトトルガ大統領から、茂木大臣のモンゴル訪問を大いに歓迎する旨述べました。また、同大統領から、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の中での訪問は、両国の戦略的パートナーシップを象徴するものである旨述べました。
(2)茂木大臣から、モンゴル側の温かい歓迎に謝意を表明するとともに、バトトルガ大統領のリーダーシップによって、引き続き日本とモンゴルの「戦略的パートナーシップ」が一層強化されていくことを期待する旨述べました。
2 二国間関係及び地域・国際場裡での協力
(1)茂木大臣から、ウランバートル新国際空港は、バトトルガ大統領が重視する観光を始め、モンゴル経済の発展にも大きなインパクトがあるプロジェクトである旨述べるとともに、同空港の円滑な開港・運営実現に向けて、バトトルガ大統領の協力を要請しました。
(2)また、バトトルガ大統領からは、モンゴルにおける鉱物資源開発、鉄道建設の状況等につき説明があり、日本との貿易・投資の拡大につき期待が示されました。茂木大臣とバトトルガ大統領は、これらの分野についても、官民合同協議会の開催も含め引き続き意思疎通を継続していくことで一致しました。
(3)茂木大臣から、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて両国間で引き続き具体的な協力を推進していく旨を述べました。また、茂木大臣とバトトルガ大統領は、拉致問題を含む北朝鮮への対応に両国で引き続き協力していくことを再確認しました。