香港
河野外務大臣と梁君彦(アンドリュー・リョン)香港立法会主席との会談
平成30年3月24日



3月24日,香港を訪問中の河野太郎外務大臣は,午後3時過ぎから約30分間にわたり,梁君彦(アンドリュー・リョン)立法会主席と会談を行ったところ,概要は以下のとおり。 会談後,河野大臣は,リョン主席の案内で立法会の本会議場を視察した。
1 冒頭,アンドリュー・リョン主席から河野大臣の香港訪問を歓迎する,自分も日本食が大好きであり,昨年は7回も訪日した旨述べた。また,リョン主席から,現在,香港の立法会では予算の審議が行われていることについて説明があったほか,香港は本年完成予定の香港・深セン・広州を結ぶ高速鉄道や「香港・マカオ・珠海大橋」の建設等を通じて中国大陸との連結性が高まることが期待されており,「広東・香港・マカオ大湾区構想(グレーターベイエリア構想)」は日本企業にとってもチャンスである旨述べた。
2 これに対し,河野大臣から,日本の外務大臣として国際会議等を除き約20年振りの香港訪問を実現することができ大変喜ばしい旨述べた後,近年,日本と香港の間では経済,文化,スポーツ,観光等,幅広い分野での交流が活発になってきており,こうした流れを一層強化するとともに,今後は高齢化対策,高等教育等の分野でもお互いの経験を参考に協力していくことが重要である旨述べた。
3 さらに,双方は,世界的に保護主義の動きが強まっている中,自由貿易の維持・推進に向けて日本と香港との間の連携を強化していくことについても一致した。
- リョン主席の案内で立法会の本会議場を視察
- リョン主席の案内で立法会の本会議場を視察
- リョン主席の案内で立法会の本会議場を視察