中華人民共和国
「JENESYS2024」日中障害者福祉青年交流代表団による 柘植外務副大臣表敬
令和6年8月6日


8月6日、11時00分から約30分間、柘植芳文外務副大臣は、「JENESYS2024」日中障害者福祉青年交流代表団による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 柘植副大臣は、代表団の訪日を歓迎し、本年5月に日中両国の首脳が国民交流の拡大を後押ししていくとの方針を確認した中、第一線で活躍する代表団一行が日本を訪問し、共生社会の実現に向けた日本の取組を理解することは時宜にかなっており、両国の交流も深みを増す旨述べました。
- また、柘植副大臣は、誰もが安心して暮らせる包摂的な社会を実現するために、多くの人々の間に人と人とのつながりが築かれることが重要である点を指摘した上で、障害者を取り巻く日中共通の課題を共に乗り越えて行くことで真の交流が生まれるとし、こうした協力と交流を大切にしたい旨述べました。
- このほか、柘植副大臣は、代表団一行が愛知県を訪問し、再来年に開催される愛知・名古屋アジア・パラ競技大会の説明を受ける予定であることに触れ、自身もこの大会の関係者としてひとかたならぬ思いを持っている旨発言し、代表団一行の訪日を通じ、日中両国の交流が更に活発になることを祈念する旨述べました。
- これに対し、尤亮・代表団団長から、今回の招へいについての謝意が表明され、今回の訪問のテーマでもある「包摂的社会」というのは、社会の発展の方向であるとともに、国際社会の共通の認識である旨述べ、今回の招へいは、両国が障害の有無に関わらず、全ての人々が平等に生活できる社会を目指す上で重要なものとなる旨発言があり、出席者は、和やかな雰囲気で懇談を行いました。