中華人民共和国
河野外務大臣の「フーマー(盒馬鮮生)」及び「海底ロウ」視察
平成31年4月14日
4月14日,中国・北京を訪問中の河野太郎外務大臣は,最新型のキャッシュレススーパー「フーマー」とロボット等の自動化技術を導入した四川火鍋レストラン「海底ロウ」を視察し,中国において,イノベーションが人々の実際の生活に広く融合している様子を見学しました。
「フーマー」は,ネット通販と実店舗型の小売を融合した新しい会員制のスーパーです。河野大臣は,専用アプリを通じた生鮮食品の購入や無人レジでのキャッシュレス決済が行われる様子を見学しました。
店舗の責任者から,同スーパーは新鮮な商品のみを扱っていること,ネットで注文を受けてから10分以内で商品を整え,30分以内で自宅まで配送するシステムとなっているとの説明を受けました。また,キャッシュレス決済は,今後,顔認証を導入する計画であるとの説明を受けました。
「海底ロウ」は,四川火鍋の全国チェーン店です。河野大臣が見学した店舗は日本企業との協力によるロボット管理システムを導入した一号店であり,河野大臣は,機械化された食材管理室やロボットが火鍋の食材を顧客に配膳する様子を見学しました。
河野大臣はロボットが実際に食材を取り分けたり,配膳する様子を見学するとともに,実際に店舗のシステムを使って食材を注文したり,火鍋を試食したりしながら,中国ならではの食文化を実体験しました。