中華人民共和国

平成30年10月27日
平成30年10月25日(木曜日)から27日(土曜日)まで,安倍総理夫人は中国を訪問している安倍総理に同行し,様々な交流活動を行いました。

10月25日

「自然之友」訪問

安倍昭恵総理夫人は、汪婉(おう・えん)在京中国大使夫人同行の下、環境NGO「自然之友」(1994年成立)が設立した低炭素展示館を訪問しました。

安倍総理夫人は、張伯駒(ちょう・はくく)同環境研究所総幹事による同施設及びその活動について説明を受けるとともに、施設内の小規模エコパークを観覧しました。

また、環境教育に従事する若手スタッフとも交流しました。その中で安倍総理夫人は、「日中両国がそれぞれの優位性を活かし、環境問題について協力していくことを期待。」「日中両国において自然に親しむ子供が増えることを願う。」と述べました。

10月26日

(1)中国リハビリテーション研究センター訪問

安倍昭恵総理夫人は中国リハビリテーション研究センターを視察しました。張海迪(ちょう・かいてき)全国障害者連合会主席から,同センター活動状況について説明を受け,同センターの職員や患者と交流し,同センター設立30周年シンポジウム開幕式に出席しました。

参加者との対話の中で,安倍総理夫人からは,「日中が協力し合い障害者も健常者も共に活躍できる社会を築いていきたい。」と述べ,リハビリに励む小児患者等を激励しました。

(2)求実職業学校視察

安倍総理夫人は1980年に創設された職業学校である求実職業学校を訪問し,林安傑(りん・あんけつ)学校長はじめ,日本語を学習している生徒と交流しました。日本語や書道の授業を見学し,また生徒による茶道,華道の実演も参観しました。

安倍総理夫人は,書道の授業で「求実」との書を揮毫された他,挨拶にて「皆さんが日本語に興味を持ってくれたことを大変嬉しく思う。将来皆さんが日中友好の架け橋になることを期待する。」と述べました。

(3)798芸術区訪問

安倍総理夫人は,100を超えるギャラリーが集まる「798芸術区」を尤洋(ゆう・よう)ユーレンス現代美術センター副館長,当地で活躍する日本人アーティスト,沓名(くつな)美和氏等と共に訪問しました。

安倍総理夫人は,中国人彫刻家の展望(てん・ぼう)氏,画家の楊迎生(よう・げいせい)氏らと交流し,「引き続き,芸術における日中交流が深まり,若手芸術家が互いに刺激を与え合い,素晴らしい作品が生まれることを期待している。」と述べました。また,東京画廊では楊氏の個展「循跡」を鑑賞しました。

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