報道発表

緑の気候基金に対する日本の拠出

平成26年11月21日

1 11月20日(現地時間同日),ドイツ・ベルリンにて緑の気候基金(Green Climate Fund :GCF)プレッジング会合が開催されました。同会合において,先のG20ブリスベン・サミットで安倍総理大臣が行ったGCFへの我が国の拠出表明を踏まえ,我が国を代表して宮下孝之在ドイツ日本国大使館公使から,日本のGCFに対する拠出の詳細について発表しました。

2 日本政府としては,国会の承認が得られれば,各国の拠出額を勘案しつつ,拠出額全体の15%を念頭に最大15億ドルを拠出する意向です(GCFで決定されている為替レートに基づくと,日本円で約1,540億円に相当)。

3 日本政府としては,この拠出表明が気候変動交渉に大きな推進力を与えることを期待しています。

(参考1)緑の気候基金(Green Climate Fund: GCF)

(1)開発途上国の温室効果ガス削減と気候変動の影響への適応を支援する基金。

(2)2010年の第16回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP16)で設立を決定。

(参考2)GCFで決定されている為替レート

 各国の拠出額の集計にあたっては,事務局から提案されているレート(1ドル=102.68577円)が適用されることとなる。


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