世界の医療事情

ナミビア共和国

令和6年10月1日

1 国名・都市名(国際電話番号)

ナミビア共和国(国際電話番号264)

2 公館の住所・電話番号

在ナミビア共和国日本大使館(毎週土曜日、日曜日休館)(注)
Embassy of Japan in the Republic of Namibia
住所:78 Sam Nujoma Drive, Klein Windhoek, Windhoek, the Republic of Namibia
電話:061-426-700
ホームページ:在ナミビア日本国大使館別ウィンドウで開く

(注)土曜日、日曜日以外の休館日は暦年ごとにホームページにて案内していますのでご覧下さい。

4 衛生・医療事情一般

(1)気候・地誌

 ナミビアはアフリカ南西部に位置し大西洋に面した国です。南緯17度から29度と通常は亜熱帯とされる緯度にありますが、沖合を南極方面からやってくる強力な寒流(ベンゲラ海流)が流れていることと、その上空を吹く偏西風の影響のため緯度の割には冷涼で非常に乾燥した気候となっています。
 首都のウィントフックは同国中部の内陸、標高1,700メートルの高地に位置します。前述した海流や風の影響も併せ、同緯度の他地域(インド洋側のモザンビークなど)と比べると冷涼で昼夜の寒暖差が大きいのが特徴です。季節は夏の雨季(10月から3月)と冬の乾季(4月から9月)とに分かれており、乾季は連日快晴が続き湿度も10から20%と非常に乾燥します。雨季には雨が降りますが、日本の梅雨のように一日中しとしとと降ることはなく、主に夕方から夜にかけてまとまって降るイメージです。雨季には湿度が50から60%程度まで上がる日もあります。気温は雨季には最高気温が30℃を超えますが、湿度が低いため日陰に入るとかなり涼しく感じます。また乾季には朝の最低気温が氷点下になる日もあります。季節を問わず日中の寒暖差が激しいため、昼は夏服でも夜になると冬服が必要になることもあります。
 前述のように国土全体が乾燥していますが、北部のアンゴラとの国境付近は比較的降水があり、時に洪水が起こることもあります。

(2)医療水準

 公立病院と私立病院に分かれています。公立病院は安価に受診することができますが、医療水準は低く、医療スタッフや医薬品、医療機材の慢性的な不足も深刻で待ち時間も非常に長いなど、邦人の受診には適しません。一方大都市の私立病院は比較的高水準の医療を受けることが可能です。ウィントフック市内の私立総合病院は日本の地方都市の中核病院レベルの医療機材を所有しています。また眼科、皮膚科、歯科などの私立専門クリニックの水準も高いです。ただ総合病院、専門クリニックともに私立医療機関の医療費は非常に高額になる可能性があります。地方(大都市以外)では公立私立を問わず、大都市部よりも医療レベルは一段低くなります。

(3)受診

 邦人には公立病院の利用は適さないため、私立総合病院や個人クリニックの利用をお勧めします。私立医療機関を受診する際は、あらかじめ担当医または病院マネージャーに電話等で日時を予約するのが一般的です。医療機関によってはインターネットから予約ができるところもあります。評判の良い専門医の予約には、数か月を要することもあります。一方救急外来は予約無しで受診ができます。また往診は当国では一般的ではありません。
 検査についてですが、総合病院では日本と同様院内に検査施設があります。個人クリニックで検査が必要な場合は、別の場所にある検査施設に行き検査を受ける必要があり、検査後は結果を持って再びクリニックに戻るというパターンが多いようです。
 投薬については医師から処方箋を貰い、薬局で購入するのは日本と同じです。日本で一般的な医薬品成分の多くは当国でも入手が可能です(ただし薬は南アフリカ製やインド製が多い)。
 急病や怪我で緊急の受診が必要な場合は、私立病院の救急外来を受診します。ほとんどの総合病院には24時間体制の救急外来があります。受診に際して予約は必要ありませんが、あらかじめ連絡を入れた方がスムーズに受診できるようです。当地の病院を受診した際の支払いは全て現地通貨(ナミビアドル)です。大きな病院ではクレジットカードによる支払いが可能ですが、クリニックでは現金払いあるいは銀行振込払いになります。

(4)救急車の依頼

 当国にも公的な救急移送体制はありますが、救急車の台数が不足しており(書類上登録されている救急車の台数と実働している台数に乖離があるという報道もあります)、一刻を争う病気や事故に遭遇した場合に速やかな対応が期待できるか不透明です。このため民間の救急サービス会社(有料)を利用し、私立病院の救急外来を受診する方が安心です。また知人等の自家用車で搬送することができれば、それが最も早く病院に到着できる方法でしょう。

代表的な民間の救急車サービス会社は以下のとおりです。

  1. AEMS Ambulance ServicesTel:081-963、061-300-118
  2. Emed 24Tel:081-924、061-411-600
  3. LifeLinkTel:085-959-0000、064-500-346
  4. (参考)City of Windhoek(公共救急サービス)Tel:+264-61-290-2833(Switchboard)

(5)医療保険制度

 当国の私立医療機関での治療費は高額になる可能性があるので、当地の医療保険に加入するか、日本を発つ前に緊急移送費を含め、十分な支払い保証のある海外旅行傷害保険への加入が推奨されます。クレジットカード付帯の海外旅行保険は適応条件のほか、補償金額が低いこともあるため事前の確認が重要です。当国の私立医療機関では、初診時に前払いあるいは支払い能力の証明を求められ、それができないと受診や入院を拒否される可能性があります。この場合は公立病院を受診することになります。

(6)水質

 当国の水道水は煮沸あるいは浄水器を使用すれば飲用できますが、飲料水としてはミネラルウォーター、ボトルウォーターの利用をお勧めします。当地のミネラルウォーターは製品により硬度(カルシウムイオンやマグネシウムイオンの含有量)が大きく異なるため、硬水に不慣れな人は、ラベルに印字されているカルシウムイオン、マグネシウムイオン含有量の少ない製品をお勧めします(概ね両イオンが1リットル中10mg未満が軟水です)。

(7)食品衛生

 都市部の大型スーパーや外国人が利用するレストランの食品衛生は良好です。一部の途上国でタブーとされているカットフルーツや飲み物の氷も、そうした店ではあまり心配はありません。ただ地方の市場や露天で販売されている食品には、不衛生なものが混じっている可能性があります。当国では寿司・刺身・生牡蠣などを食する機会があるため、信用できる店を選ぶなど注意してください。

5 かかり易い病気・怪我

(1)交通事故

 当国は主要都市間の幹線道路は舗装されているものの、それ以外の道路はグラベルロードと呼ばれる未舗装の砂利道が中心です。この道路は一見するとまっすぐで走りやすいように見えますが、滑りやすく急な凹凸があるなど、スピードの出し過ぎによる交通事故が多発しています。過去には邦人の死亡事故もあり、当国でレンタカーなどを運転する際には安全運転に努めて下さい。

(2)エイズ

 HIV感染によって起こる病気です。当国のHIV感染率は政府や関係機関の努力によってかなり抑制されてきたのですが、それでも成人の感染率は10%以上と高い水準にあります。主として性行為によって感染しますので、節度のある生活を送る、性犯罪に巻き込まれないよう注意するといった対策が重要です。

(3)コレラ

 マラリアはハマダラカと呼ばれる蚊によって媒介される感染症で、主に4つのタイプがあります。このうち熱帯熱マラリアは進行が早く早期に適切な治療が行われないと致死率が非常に高いもので、アフリカ諸国でみられるマラリアのほとんどがこの熱帯熱マラリアです。当国は乾燥しており蚊の活動が活発でないため、首都を含む中南部ではほとんど発生しませんが、北部のアンゴラ国境付近の諸州(東カバンゴ、西ガバンゴ、クネネ、オハングウェナ、オムサティ、オシャナ、オシコト、オショゾジョンジュパ、ザンベジ)など比較的雨の降る地域ではでは主に夏の雨季に例年1から2万人の症例が報告されています。こうした地域に出かける場合にはマラリア予防内服が必要となる場合もあるので、事前に現地の状況を確認して予防内服の要否を検討して下さい。また、長袖・長ズボン等で肌の露出をできるだけ控え、防虫剤や蚊取り線香を用いるなど、蚊に刺されない注意も重要です。マラリア媒介蚊は夜間に活発な吸血活動を示すので、防蚊対策は特に夜間の時間帯に力を入れて下さい。潜伏期は12日前後、発症すると38度以上の高熱が続きます。発症後5日以内に治療を開始しないと致死率が高くなるので、マラリア感染の疑いがある場合には、可及的速やかに診断・治療を受けて下さい。

(4)インフルエンザ

 インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症です。一般に冬季に流行するため、日本の流行は12月から3月ですが、南半球に位置するナミビアでは6月から9月(当国の冬の乾季)に発生します。日本とは季節が逆になるため油断しがちになります。十分注意してください。尚、当国でも私立病院やクリニックでは検査や抗ウイルス薬の処方を受けることは可能です。

(5)破傷風

 土の中に潜んでいる破傷風菌が、傷口から侵入して引き起こされる感染症です。主に神経系が障害され、けいれんや呼吸障害など重篤な状態になります。古釘や廃材を踏んでしまったなど、汚いもので深い傷を負った場合に感染する可能性が高くなります。犬や猫に噛まれたなどの場合も要注意です。当国では小さな怪我(切り傷等)でも必ず消毒し、大きな怪我は病院やクリニックで破傷風の予防接種を受けることを勧めます(破傷風は小児期の定期接種に含まれていますが、成人する頃には効果が弱くなっているため、出国前に追加の予防接種を受けることをお勧めします)。

(6)A型肝炎

 ウイルスに汚染された食品(主として魚介類)を食べることによって感染するウイルス性肝炎の一種です。一度感染すると強い免疫が付くこと、小児期に感染すると比較的軽症で済むこともあり、途上国では小児期に自然感染し、成人する頃にはすでに免疫を持っている人が多いのですが、日本のように上下水道が高度に整備された国では、こうした感染による免疫を持っている人は高齢者を除くとほとんどいないため注意が必要です。対策は不衛生な食品に注意することですが、有効なワクチンがあるため、事前に接種を受けておくことを推奨します。

(7)B型肝炎

 性行為・輸血等、血液・体液を介して感染するウイルス性肝炎です。一般に節度ある生活を送っていれば感染リスクは低いですが、当国のB型肝炎ウイルスキャリアはかなりの数に上ると推定され、偶発的に感染する可能性も否定できません。事前に予防接種を受けておくことを推奨します(2016年4月以降に生まれた人は定期接種の対象となっています)。

(8)結核

 結核は昔から知られている病気ですが、けっして過去の病気ではありません。WHOによるとナミビアの結核罹患率は近年低下傾向にあるものの、人口10万人あたり約400人と世界ワースト9位とされています(日本は同11人)。全身いろいろなところに感染しうるのですが、大半は肺結核として呼吸器系感染症となります。結核は飛沫だけでなく空気感染もするため感染力が強く、治療も長期間を要するとてもやっかいな感染症です。咳が長引く、血痰が出るなどの症状がある場合は医療機関を受診してください。

(9)狂犬病

 狂犬病ウイルスによって脳などの中枢神経が障害を受ける感染症です。名前に犬と付いていますが、イヌだけではなく、ネコやコウモリなど他のほ乳類に咬まれて感染することもあります。当国は政府が野犬の駆除などに力を入れた結果、患者数はかなり少なくなりましたが、それでも毎年数名が亡くなっています。発症すると致死率100%と非常に怖い病気ですが、受傷後にワクチンを接種することで発症を抑えることができます(暴露後接種)。また事前に予防接種(暴露前接種)をしていると、暴露後接種の回数が少なく済みます。

(10)腸チフス

 チフス菌に汚染された食品を経口摂取することで発症する感染症です。1から4週間程度の潜伏期間の後、発熱・頭痛・全身倦怠感・下痢といった症状が出ます。熱は39℃前後まで上がります。腸という名前が付いていますが、胃腸症状が前面に出ないことも多いため注意が必要です。ナミビアでは大規模な流行はありませんが、散発的な発生があり油断できません。抗生物質による適切な治療が行われれば治りますが、治療が遅れて腸管出血や腸管穿孔を起こすと非常に危険です。38℃後半以上の発熱がある場合は医療機関を受診してください。日本では未承認ながらワクチンがあり、日本国内でもトラベルクリニックなどで接種可能なので、出国前に接種するのもお勧めです。

(11)E型肝炎

 2017年10月に首都ウィントフックにて確認され、その後風土病化したウイルス性肝炎の一種です。A型肝炎同様汚染された食品の経口摂取で感染しますが、主に魚介類で感染するA型と異なり、野生動物の生肉での感染が多いようです。また妊婦が感染すると重症化しやすいともいわれています。海外でワクチンが製造されているものの、世界的にはまだ一般的ではなく当国でも接種できないため、生水、生野菜、生肉等の摂取を控え、しっかり手洗いをする等の対策が重要です。

(12)コレラ

 下水や排水の不備など衛生環境の悪い地域で流行する消化器系感染症です。当国は基本的に乾燥していることや、国が対策に取り組んでいることもあって2017年以降大きな流行は見られていません。ただ地方では雨季に散発的な発生が報告されています。特に雨季に地方を旅行する場合などは生水や生野菜などを避ける等、細心の注意が必要です。日本で承認されたワクチンはありませんが、トラベルクリニックの中には輸入ワクチンを接種できるところもあります。

(13)蛇咬傷

 ナミビアは乾燥しているため、蚊やハエなどの有害昆虫は比較的少ないのですが、一方で注意しなければならないのが毒蛇です。当国の砂漠やサバンナには毒蛇が生息しており、旅行者がそうした地域を徒歩で観光中に咬まれるという事故が報告されています。こうした地域から医療機関への搬送は時間がかかる場合が多く、治療の遅れは時として致命的になりえます。当地の砂漠やサバンナを観光する際には足下のしっかりした靴を履くなど十分注意してください。

(14)髄膜炎菌髄膜炎

 日本ではほとんどみられませんが、いわゆる髄膜炎ベルトと呼ばれているアフリカ中央地域を中心にしばしば大流行している感染症です。発熱から頭痛、嘔吐などの髄膜炎症状がおこり、適切な治療が行われないと致死率が非常に高い疾患です。当国はこの髄膜炎ベルトからは外れているのですが、近年ベルトが南部アフリカにも拡大の傾向にあり、当国でも主に冬期に小規模な流行がみられることがあります。感染力は強くないですが飛沫感染するので、学校等の集団生活はリスク因子と考えられていています。

6 健康上心がけること

(1)日焼け

 ウィントフックは高地にあり、晴天が多く紫外線も強いので、屋外で過ごす際には、紫外線を通しにくい服を着る、帽子、サングラス、日傘などを上手に使う、日焼け止めクリームをこまめに塗るといった紫外線対策が必要です。

(2)乾燥

 湿度が非常に低いので保湿が大切です。当国のドラッグストアなどでは保湿クリームが多数販売されています。

(3)精神的健康管理

 海外生活は、文化や風土の違いにより日本にいる以上にストレスが生じやすいものです。また、万一病気になってしまった場合、医療システムが日本と異なるため、患者及び家族は、病気そのもの以外の様々な精神的ストレスに曝される可能性があります。日ごろから気分転換やストレス解消を心がけ、疲労を溜めないよう工夫することが大切です。

7 予防接種(ワクチン接種機関含む)

(1)赴任者に必要な予防接種

日本から入国する際に求められる予防接種はありませんが、以下の予防接種は可能な限り日本で受けておくのが良いと思われます。

  • 成人:A型肝炎、B型肝炎、破傷風、腸チフス
  • 小児:わが国の定期接種である三種混合(DTP)、BCG、ポリオ、麻疹、風疹、水痘、インフルエンザ菌b型(Hib)、肺炎球菌、B型肝炎、ロタウイルス及び任意接種であるおたふく風邪。

 尚、ナミビアは黄熱汚染国ではありませんが、黄熱汚染国から入国する場合はイエローカードの提示を求められます。黄熱汚染国での12時間以上のトランジットでも必要です。

(2)現地の小児定期予防接種一覧

  初回 2回目 3回目 4回目
BCG 出生時      
ポリオ(OPV) 出生時      
B型肝炎 出生時 6週 10週 5歳
Pentavalent:三種混合(DTP)、インフルエンザ菌b型(Hib) 6週 10週 14週 15か月
ポリオ(IPV) 6週 10週 5歳  
ロタウイルス 6週 10週    
肺炎球菌 6週 10週 14週 15か月
麻疹(MMR) 9か月 18か月 5歳  
A型肝炎 12か月 18か月    
水痘 12か月 初回の6週後    
二種混合(DT) 5歳 10歳    
HPV(女子のみ) 9から14歳 初回の5から13か月後    

 私費で予防接種を受ける場合は、診察料とワクチン代の実費が必要となります。私立病院小児科、クリニックなどで受けます。

(3)小児が現地校に入学・入園する際に必要な予防接種・接種証明

 公立学校の入学・入園に必要な予防接種はありません。私立学校は学校によって取扱いが異なり、基本的に必要な予防接種はありませんが、予防接種記録のコピーの提出を要求されることがあります。事前に要否が確認できない場合には念のために日本で英文の予防接種証明書を作成してもらっておくと安心です。

8 病気になった場合(医療機関等)

 日本人が比較的利用しやすくて一定の医療水準を有すると思われる病院は以下のとおりです。日本語で受診可能な医療機関はありません。

(首都)ウィントフック

総合病院

(1)Lady Pohanba Private Hospital
所在地:Erf1421, Cnr Frankie Fredericks Drive & Ombika Street, Kleine Kuppe Khoma
電話:083-335-9000、Emergency Center:083-335-9040、0833-911
ホームページ:Lady Pohanba Private Hospital(英語)別ウィンドウで開く
概要:2015年開業の、政府要人の利用も多い独立系私立病院です。主要な診療科がほぼ揃っているほか、外傷専門医がおりTrauma Care Unit(外傷ケアセンター)も有します。また冠動脈疾患対応ユニットもあります。救急外来は24時間対応可能です。
(2)MEDICLINIC
所在地:Heliodoor Street, Eros, 9000, Windhoek
電話:061-433-1000(代表)、Emergency Number:061-22-9246
ホームページ:MEDICLINIC(英語)別ウィンドウで開く
概要:南アフリカ3大医療グループの系列病院です。主要な診療科が揃っていますが、心臓外科はありません。周産期医療が充実しており、新生児集中治療室(NICU)、不妊治療ユニットがあります。救急外来は24時間体制で、脳卒中ユニットもあるほか、人工透析も可能です。
(3)Roman Catholic Hospital
所在地:92 Wermer List Street, Windhoek
電話:061-270-2911
FAX:061-270-2123
ホームページ:Roman Catholic Hospital(英語)別ウィンドウで開く
概要:産婦人科以外の主要診療科を揃えており、心臓発作センターを有します。心臓外科医がおり、心臓の手術が可能です。救急外来も24時間対応しています。

クリニック

(1)Paramount hearthcare Centre
所在地:Omuramba Road, Windhoek
電話:0612871106
ホームページ:Paramount hearthcare Centre(英語)別ウィンドウで開く
概要:本来は化学療法や慢性疾患のフォロー、リハビリテーションなどをメインとする施設ですが、クリニックサービスも行っています。予約はホームページからも可能です。
(2)Dr Madondo
所在地:Suite 2 The Forum Building,Dr Frans Indongo Street,Windhoek
電話:+264-61-226-632
概要:内科一般を扱う開業医です。
(3)Olympia Eye and Laser Centre
所在地:17 David Carstens Street, Windhoek
電話:+264-61-372-600
ホームページ:Olympia Eye and Laser Centre(英語)別ウィンドウで開く
概要:眼科専門クリニックです。複数の眼科医が所属し、全身麻酔での手術も行っています。白内障や緑内障などほとんどの眼科疾患への対応が可能です。ホームページからの予約も可能です。
(4)The Skin Institute
所在地:9 Akwamaryn Street, Windhoek
電話:+264-61-227-220
ホームページ:The Skin Institute(英語)別ウィンドウで開く
概要:ウィントフック市内で最も人気のある皮膚科専門のクリニックです。皮膚科全般に加え軽微な手術も行っています。ホームページからも問い合わせ可能なほか、クレジットカード(VISA、Master)での支払いも可能です。
(5)Auas Hills Dental Practice
所在地:Montreux, Windhoek
電話:+264-61-243-362
概要:歯科クリニックです。明るく清潔で、歯科医師は丁寧に説明しています。クレジットカード支払いが可能です。
(6)Dr. Linda Schickerling
所在地:Wecke & Post St, Windhoek (Behind Whernhill Park)
電話:061-228-775
概要:邦人受診実績のある歯科クリニックです。

スワコップムント

 ウィントフックの西353kmにあるナミビア第2の都市

(1)Mediclinic Swakopmund
所在地:Franziska Van Neel, Swakopmund
電話:064-412-200
ホームページ:Mediclinic Swakopmund(英語)別ウィンドウで開く
概要:1996年に鉱山病院として設立され、2004年にMediclinicの名称になった私立病院です。当市において邦人受診に適した唯一の病院です。多くの診療科がありますが、心臓外科と脳外科の患者対応はできないので、そうした場合はウィントフックに搬送します。整形外科医がいるので骨折にも対応できます。

ウォルビスベイ

 ウィントフックの西395km、スワコプムントの南35kmにある沿岸中部の湾港都市

(1)Welwitschia Hospital
所在地:Dr. Putch, Harries Cl, Walvis Bay
電話:064-218-911
ホームページ:Welwitschia Hospital(英語)別ウィンドウで開く
概要:1998年10月に設立された私立病院で,当市において邦人受診に適した唯一の病院です。多くの診療科を持っていますが、心臓外科と脳外科の患者対応はできないのでウィントフックに搬送します。

オチワロンゴ

 ウィントフックの北250kmにある中北部に位置する都市

(1)Mediclinic Hospital in Otjiwarongo
所在地:Sonn Street, Otjiwarongo, 9000
電話:067-303-734
ホームページ:Mediclinic Hospital in Otjiwarongo(英語)別ウィンドウで開く
概要:20床の病床を持つ私立病院です。専門医はおらず市内一般医と契約しています。救急救命室と手術室1室と薬局があります。救急救命室はOn Call制になっています。血液検査とレントゲン検査は外注です。簡単な手術と透析は可能ですが、重症患者はウィントフックに移送されます。

オシャカティ

 ウィントフックの北約600kmにある北部の都市

(1)Ongwediva Medipark
所在地:7031 Augste Taanyanda St, Ongwediva
電話:065-232-911
ホームページ:Ongwediva Medipark(英語)別ウィンドウで開く
概要:140床の病床を持つナミビア北部でもっとも大きな私立病院です。主要な診療科がほぼ揃っており、集中治療室や新生児集中治療室もあります。
(2)Ondangwa Private Hospital
所在地:Erf 1602, Freedom Square, Ondangwa
電話:065-283-100
ホームページ:Ondangwa Private Hospital(英語)別ウィンドウで開く
概要:55床の病床を持つ私立病院です。主要な診療科が揃っていますが、脳外科、心臓外科、整形外科の専門医がいないので、必要な患者は上記Ongwediva Medipark に移送されます。救急救命室は24時間対応しています。

レホボス

ウィントフックの南90km、南回帰線のすぐ北にあるハーダップ州の町。

(1)Oanob Private Hospital
所在地:1118 Block A, Niklaas Olivier Street, Rehoboth, Namibia
電話:062-521-400
ホームページ:https://www.oanobph.com.na/別ウィンドウで開く
概要:2019年11月に設立された、36床の病床を持つレホボス初の私立病院です。救急救命室は24時間対応しています。

カティマ・ムリロ

ナミビア北東端のカプリビ回廊に位置する都市でマラリア感染が高い地域

(1)Enkehause Medical Centre
所在地:Shoprite complex next to hungry lion Hage Geingob Street
電話:066-254-071、(救急)081-840-2747
ホームページ:Enkehause Medical Centre(英語)別ウィンドウで開く
概要:一般医2名が常駐しています。救急外来は24時間対応です。

ゴバビス

 ウィントフックの東200kmにある東部の都市

(1)Omaheke Medical Practice
所在地:11001 Church St, Gobabis
電話:062-562-084、(時間外)062-564-040
概要:一般医3名が常駐しています。

10 一口メモ

世界の医療事情の冒頭ページの一口メモ(もしもの時の医療英語)を参照下さい。

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