世界の医療事情

ブルキナファソ

平成28年10月

1 国名・都市名(国際電話番号)

 ブルキナファソ(首都ワガドゥグ)(国際電話国番号226)

2 公館の住所・電話番号

在ブルキナファソ日本国大使館 (毎週土日休館)
所在地:Parcelle 05 du lot n°09 de la zone A, Section B du Secteur n°15 Quartier OUAGA 2000, Burkina Faso 私書箱:01 BP5560 Ouagadougou 01
電話:(226) 2537-6506, 6509,ファックス:(226) 2537-6581
ホームページ:http://www.bf.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html別ウィンドウで開く

(注)土日以外の休館日は暦年ごとにホームページにて案内していますので,ご覧ください。

4 衛生・医療事情一般

(1)気候・地誌

 ブルキナファソという国名は当地のモシ語で高潔な人を表す「ブルキナ」とジュラ語で祖国を表す「ファソ」に由来します。西アフリカの内陸部に位置し,サハラ砂漠南のサヘル地域と呼ばれる大変気候条件が厳しい環境にあります。

 気候は乾季(10-5月)と雨季(6-9月)に大別され,3月から5月は猛暑で,最高気温が40℃以上の日々が続く一方,雨期にはしばしば雷と強風を伴う豪雨に見舞われます。11月下旬から2月にかけては乾季でも比較的涼しく,日によっては上着が必要になります。年間降水量は首都ワガドゥグで年間約700ミリと日本の約1,700ミリと比べて4割程度です。乾季には乾燥したハルマッタンと呼ばれる北からの強い風がサハラの砂を運び,日本における黄砂の時期の様な霞んだ天気が多くなります。

(2)医療水準

 当地の医療水準は欧米先進国と比較し,かなり低いのが現状です。以下に代表的な指標を示します。

WHO(World health statistics 2015)の統計

  • 平均寿命:男性58歳,女性59歳(日本は男性80歳,女性87歳 2013年)
  • 乳児死亡率:64人/1,000出生時(日本は2.1人 2013年)
  • 医師数:5人/人口100,000人(日本は230人 2013年)

等となっており医療の質のみならず医療従事者の絶対数が不足しています。

 公立病院の医療水準は概して低く,後述するいくつかの私立医療機関で一部の限られた分野の治療が行われています。外科等を始めとする各分野の専門医が不足しており,特に脳神経外科や心臓血管外科手術は困難で,一般的な腹部・消化管手術も器機や衛生面などで先進諸国と比べ劣ります。輸血における潜在的な感染のリスクも考慮すると,時間的な猶予があれば手術を要する治療は国外で行う事をお勧めします。

 緊急海外移送など万一の場合に備えて,十分な保障のある海外旅行傷害保険に加入しておく必要があります。日常的な疾患(感冒,上気道炎,感染性下痢等),重症化していないマラリアやその他の感染症,骨折を伴わない簡単な外傷への対処であれば当地でも可能です。入院治療においては,点滴治療や安静で回復が期待出来る疾患に限定されます。

 妊娠・出産,出産後の対応に関しては,妊婦の検診,正常分娩であれば可能です。ただし帝王切開,異常分娩や他の婦人科疾患を合併している場合,また輸血の可能性がある場合には日本での出産をお勧めします。母子検診や乳幼児の予防接種については,部分的には当地でも可能です。

 薬に関しては首都ワガドゥグの薬局でマラリア治療薬も含めて,多くの薬が医師の処方箋がなくても購入可能で日本よりも安く手に入ります。

(3)医療制度・病院受診時のアドバイス

 公的な医療保険制度は未整備で病院受診に保険証などは必要ありません。初診時にはまず,受付にて診察料を支払います。公立病院で1,000 CFAフラン程度(日本円で約200円),私立病院では15,000 CFAフラン程度(同約3,000円)とかなりの差があります。私立病院では海外旅行傷害保険の有無を聞かれることがあります。医師の診察後に,必要な検査の処方箋が渡され,その費用を支払った後に検査を受けます。投薬がある場合は,院外の薬局で処方箋とともに購入します。薬剤の投与量が日本人にはかなり高容量で,小柄な方などは注意が必要です。公立病院での医療費は安いですが,医療水準や衛生面で見劣りし大変混雑しているため私立病院の受診をお勧めします。当地で公用語のフランス語や現地語以外が通じる病院は少なく,一部の医師や看護師が英語を理解する程度です。フランス語に不安がある方は,意思疎通が可能な仲介者の同行が望まれます。

(4)水質・食品衛生

 水道は上水道と井戸水がありますが,いずれも飲料水には適しません。大使館による館員住宅の水質検査でも水道水・井戸水とも鉄やアルミニウム・硝酸の含有量が高く,わずかに大腸菌などの細菌が検出されているため,浄水器を通した水やミネラルウォーターが必要になります。同様に生野菜や生肉を食べることも,一部の衛生状態の良い店を除いて勧められません。また野菜の生育に糞尿由来の肥やしが用いられていることがあるため,寄生虫の虫卵に感染する恐れがあります。

5 かかり易い病気・怪我

 アフリカ特有の熱帯感染症に注意が必要です。

(1)旅行者下痢症

 種々の微生物による感染性腸炎の総称で,約1ヶ月の途上国滞在で発病率は20-60%とされています。大使館員の多くも滞在中にその洗礼を受けています。大多数は細菌,寄生虫,ウイルスなどの感染により発症し下痢,腹痛,発熱,嘔吐などを引き起こします。また食用油,香辛料,水の硬度の違いなども下痢に関与します。原因微生物としては病原性大腸菌が最も多く細菌性赤痢,カンピロバクターやサルモネラなどの細菌の他,慢性の下痢では赤痢アメーバやランブル鞭毛虫などの寄生虫が原因のこともあります。不衛生な食品や水などから経口的に感染しますのでそれらを摂取しないことと,手洗いが重要です。日本ではウイルス性腸炎が多いですが当地では細菌性腸炎の頻度が高いためキノロン系の抗生物質が著効する場合が多いです。

(2)マラリア

 ハマダラカ(蚊)によって媒介され,吸血の際にマラリア原虫が体内に侵入した後,1~3週間前後の潜伏期を経て発熱,悪寒,頭痛,関節痛などを主症状に発症します。アフリカに多い熱帯熱マラリアの他,三日熱マラリア,卵形マラリア,四日熱マラリアなどがありますが,当地での感染の95%以上が熱帯熱マラリアです。熱帯熱マラリアは対処が遅れると重篤な合併症を引き起こすことがあり,早期の診断・治療が重要です。

 2016年のWHOによる報告では,2013年の当国におけるマラリア患者は5,428,655人(人口100,000人当たり33,759人)で5,632人が亡くなっています。

 国内全域で一年を通じて流行しますが,これまでの大使館における統計では,特に雨期が明ける9-10月に邦人患者は集中しています。ハマダラカは夕方から明け方にかけて活発に活動しますので,夜間人が集まる場所へ外出する際には防蚊対策を十分にする必要があります。長袖・長ズボン・靴下と白っぽい衣服の着用,虫除け剤の使用を心がけ,屋内ではエアコンや蚊帳の使用,防虫スプレーの噴霧など蚊に刺されない事が最も重要です。地方や屋外に長期間滞在する人においては,予防薬(Malarone®やmefloquine製剤のLariam®,Mephaquin®,Mefliam®等)の服用も効果があります。

 突然の発熱と体の痛み,頭痛,倦怠感などを自覚した場合には,マラリアを念頭に置き速やかに対処する必要があります。診断・治療の遅れが重症化につながる場合もあるからです。治療は即効性のある抗マラリア内服薬であるartemetherを配合したCoartem®やArtefan®がよく使用され,国内どこの薬局でも購入可能です。抗マラリア薬と合わせて,発熱による脱水を補う十分な水分摂取と休養が必要になります。重症化した場合,経口内服が不良となるため,病院ではQuinine(キニーネ)の静注を行うことがありますが,副作用(胃腸障害,肝障害,腎機能障害,心毒性等)についても十分な注意が必要です。

(3)上気道炎・呼吸器疾患(含結核)

 首都ワガドゥグでも,市民の交通手段としての公共交通機関の整備は大きく立ち遅れています。富裕層は自家用車を用いますが,他の多くの市民の交通手段は手軽なバイク等の二輪車両で朝晩の通勤時間帯に一斉に移動するため,道路上に大量の車両が溢れます。整備不良の車両も多く,排ガスと細かな粉塵が深刻な大気汚染を引き起こしています。乾季のハルマッタンの時期にはサハラから運ばれる砂塵も加わり,マフラーやマスクなどで口を覆う市民が多くなります。感冒後の咳が長引いたり,気管支炎や咳喘息に移行することもあります。喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)といった持病がある方は薬剤を持参する必要があります。

 また結核の罹患率については2014年には5,546名の患者(人口100,000人当たり新規発症は31人,保健省統計)が発生しましたが,有病率は人口100,000人当たり年間52人(日本は17人)とアフリカ地域の平均275人を下回っています(WHO 2014年)。

(4)デング熱・黄熱

 デング熱,黄熱ともネッタイシマカ(日本ではヒトスジシマカ)という蚊によって媒介されるウイルス性(フラビウイルス科)熱性疾患です。

 日本でも患者が確認されたデング熱は2~15日間の潜伏期を経て不快感,倦怠感に続く突然の発熱,頭痛,関節痛などで発症します。自然に解熱することがほとんどですが,デング出血熱(二度目以降の感染で発症)に移行した場合には重症化することがあります。

 以前はアフリカではほとんど報告がありませんでしたが,現在は一般的にみられ,近年は2014年にモザンビーク,タンザニアでの流行がありました。当国でもマラリア同様に発症していると推測されますが,診断キットが高価である上に特定の抗ウイルス薬がないことから患者の一部しか診断されていません。また感染しても発症しない不顕性感染が多い(50~80%)ことも知られています。

 黄熱は3~6日間の潜伏期を経て発熱,黄疸,出血傾向を示し,致死率60%にも達する疾患です。現在は当地でもワクチンの接種が普及しており,入国に際してワクチン接種が義務づけられています。

 いずれもマラリア同様に防蚊対策が最も重要ですが,シマカは日中に吸血活動を行うため,より感染機会が高いと言えるかもしれません。

 大使館員のデング熱感染例はこれまでありませんが,JICA関係者や現地職員では年に数人感染があり,場合によっては入院加療が必要となります。

(5)腸チフス

 日本では腸チフスと呼ばれますが,英語表記はTyphoid feverでチフス熱の方が一般的です。サルモネラ属のチフス菌による感染症ですが,食中毒のサルモネラ感染症とは区別されます。不衛生な水や氷,食べ物から感染し,1~3週間の潜伏期の後に発熱,頭痛,倦怠感等の症状が現れます。ニューキノロン系の抗生物質が有効ですが,マラリアやデング熱など他の熱性疾患との区別が困難です。

(6)A型肝炎

 不衛生な水,氷,野菜や果物,魚介類等から感染するウイルス性の肝炎です。2~7週間の潜伏期の後に発熱,食欲不振,全身の倦怠感,吐き気や嘔吐などにより発症します。特別な治療はなく,症状に応じた対応と安静で軽快します。慢性化することはありません。

(7)髄膜炎菌性髄膜炎

 当地はいわゆる赤道直下の髄膜炎ベルト地帯(髄膜炎感染多発地域26カ国)に当たり,主に乾季のハルマッタンの時期に一致して髄膜炎菌が飛沫感染(咳やくしゃみなど)により流行します。1~14日の潜伏期の後に頭痛,発熱,頸部痛で発症し,治療が遅れると命に関わります。

 2012年1~3月の10週間に,ベナン,ブルキナファソ,チャド,コートジボワール,ガーナの15の地区で髄膜炎菌性髄膜炎の集団発生が報告されました。これらの集団発生はWHOにより14カ国で行われた,アフリカ髄膜炎ベルトの監視強化の結果発見されましたが,それにより639例の死亡例を含む合計6,685例の髄膜炎疑い症例が報告されています。

 また2014年の流行期には,サーベイランスが強化されているアフリカの19か国で1,146人の死亡者を含む11,908人の髄膜炎と疑われる患者が報告されました。

 治療には抗生物質セフトリアキソンの迅速な投与が必要であり,予防ワクチンは4つの群に対応するACWYの4価のものが推奨されます。余談ですが,イスラム教のメッカ巡礼時期にサウジアラビアを訪れる際や,アメリカ留学の際にも髄膜炎菌予防接種証明書を求められることがあります。
流行地におけるワクチン接種の普及に伴い,流行の規模は年々減少しています。

(8)後天性免疫不全症候群(AIDS)

 2015年のWHOの統計によると,2014年の当国におけるヒト免疫不全ウイルス(HIV)有病率は0.9%であり,30%近くに上る南部アフリカ諸国と比べるとごく低い水準です。とはいえ当地では近隣のベナン,トーゴ,コートジボワール,セネガル,ガーナなどから出稼ぎに来ている労働者も多く,異性との交遊には感染の危険が伴うことを念頭に置いて行動することが必要です。

(9)狂犬病

 狂犬病ウイルス(Rabies virus)に感染している動物から,咬傷を介して感染します。30~90日間の潜伏期の後に頭痛,咬傷部位の灼熱感,幻覚,興奮,恐水状態を引き起こし,そのまま脳神経や全身の筋肉が麻痺し昏睡状態に移行,ほぼ全例死に至ります。従って狂犬病ワクチンの暴露後接種はもちろんのこと暴露前接種は疾患を予防する上でとても重要となります。ワガドゥグ市内にも野良犬は多く,不用意に近づくことは勧められません。

(10)住血吸虫症

 淡水産貝から遊出した住血吸虫の幼虫(セルカリア)が,河川や湖での遊泳,農作業の際に皮膚から体内に侵入し,腸管や膀胱に寄生しながら多彩な症状を引き起こします。首都ワガドゥグではまれですが,農村部ではまだみられますので上記の場所に遊泳目的で入ることは勧められません。どうしても必要な作業の際には長靴や防水手袋等の装備が必要です。

(11)破傷風

 土壌に生息する破傷風菌が深い外傷創を通して感染し,菌が産出する毒素が筋痙攣を起こします。初期は開口障害や顔面筋痙攣による痙笑を認めますが,痙攣発作期には腱反射が亢進し,呼吸困難を経て死亡することもあります。

 事前の予防接種は有効です。

(参考)

 上記疾患の中には予防ワクチンが存在する疾患もありますが,最も大切なことは病原体およびその媒介動物と接触しない生活です。現地に2年以上滞在する現医務官は黄熱,A型・B型肝炎ワクチンのみの接種ですが,旅行者下痢症以外には罹患していません。

6 健康上心がける事

(1)日焼け・熱中症

 1年を通じて気温が高いですが,特に3-5月の乾季は湿度が極端に低く,日焼けに加えて乾燥による肌荒れが強くなります。肌の弱い方は,帽子や日焼け止めによる保護をお勧めします。当地で良く使用されるカリテの果実由来のシアバターは保湿効果もあり,乾燥肌に効果があります。また熱中症を予防するために,水分を定期的に摂取する習慣が求められます。ビニールに入ったミネラルウォーターは路上でも安価で購入が可能です。

(2)都市での大気汚染

 都市部では粉塵や砂埃による大気汚染の問題が深刻になりつつあります。喘息や慢性呼吸器疾患を有する方は外出時にマスクを着用する等の予防策をお勧めします。

(3)交通事情・事故

 運転免許を持たない二輪車の氾濫と道路事情の悪さもあり,交通事故は日常茶飯事で時に邦人が巻き込まれることもあります。ブレーキのない自転車やヘルメットを着用しないバイクの進路は予測不能で,些細な接触では気にせず通過していくことがほとんどです。夜間に突然の停電で道路上の街灯が消えてしまうことも珍しくありません。大切なことは混雑している道路ではスピードを出さないこと。注意しながら走行していると危ないと感じても相手方が上手くよけていきます。

(4)飲料水について

 水道水や地下水は飲料には適していませんが,食器の洗浄などは可能です。フィルターを通した上に煮沸するか,ミネラルウォーターが推奨されます。グラスの氷についても胃腸の丈夫でない方は避ける方が無難です。

7 予防接種(ワクチン接種機関を含む)

 現地のワクチン接種医療機関等についてはこちら(PDF)別ウィンドウで開く

 入国ビザを申請する段階で,黄熱ワクチン接種記録(イエローカード)が必要となります。また実際の入管手続の際にも使用します。それ以外に任意で下記のワクチンを事前に接種しておくことが推奨されます。

(1)推奨される任意の予防接種

成人

(望ましい)A型肝炎,腸チフス

(職種や生活環境により)B型肝炎,髄膜炎菌性髄膜炎,狂犬病

小児

 上記に加えて,日本で実施されている定期の予防接種 【DPT(ジフテリア・百日咳・破傷風),BCG(結核),ポリオ,MR(麻疹・風疹),日本脳炎等】 と任意の予防接種 【流行性耳下腺炎(おたふく風邪),水痘,小児肺炎球菌,インフルエンザ菌b型(Hib)等】

(2)ブルキナファソの小児定期予防接種の一覧

ブルキナファソの小児定期予防接種の一覧
ワクチン 初回 2回目 3回目 4回目
BCG 出生時    
DTC 注1 2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月  
HepB・Hib 注2  2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月  
ポリオ 出生時 2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月
黄熱 9ヶ月    
麻疹 9ヶ月    

注1:ジフテリア,破傷風,百日咳の3種混合。

注2:B型肝炎,インフルエンザ菌b型 (Hib)

(3)小児が現地校に入学・入園する際に必要な予防接種・接種証明

 原則として要求されませんが,特に必要な場合には大使館で接種歴を翻訳し,証明します。

(4)乳児健診

 定められた健診としては,出生時にBCGとポリオのワクチン接種を行い,生後1週目と6週目に健診のみを施行します。生後2ヶ月から12ヶ月までは毎月健診を行い,さらにその間前述の日程で小児定期予防接種を施行します。公立病院や公立母子保健センター(Centre de Santé Maternelle et Infantile)で健診を行っていますが,混雑を避けたい場合は私立医療機関を受診します。この場合は1回の診察料(ワクチン代別)として約5,000- 10,000 FCFA程度かかります。

 またCARNET DE SANTÉ(日本の母子手帳に相当)も無料で配布されていますが,在庫切れで部数が限られている時期は25 FCFAの実費が徴収されることもあります。

8 病気になった場合(医療機関等)

 ワガドゥグ以外の地方都市においては地域中央病院がありますが,医療レベルはかなり劣ります。

ワガドゥグ

(1)CMI(Centre Médical International)市中心街
住所:21 rue Nazi Boni フランス大使館裏手
TEL/FAX:25306607,緊急時70200000
E-mail:cmi.ouaga@gmail.com
概要:常勤医2名,入院ベッド2床。かつてのフランス大使館附属の診療所。現在でも常勤医はフランス人医師。診断技術は日本の一般内科医と遜色ない。レントゲン撮影設備はなく血液検査の主なものは外注。院内でマラリアの検鏡による診断や治療は可能。手術症例もしくは重症疾患については緊急搬送となる。緊急時には上記電話番号で医師もしくは看護師が対応。
(2)Clinique les Genets
住所:OUAGA 2000 日本大使館から東へ車で5分程度
TEL:25374380 / 81 / 83,FAX:25374384
ホームページ:http://www.les-genets.net別ウィンドウで開く
E-mail:info@les-genets.net
概要:常勤として総合内科医6名,産婦人科医1名。外科医,麻酔科医は非常勤のみ。看護師20名。入院ベッドは44床で個室もしくは二人部屋。レントゲン撮影,血液検査等は院内で施行し,マラリアの診断・治療も可。エコー機器もそれなりに充実。院内に手術施設を備え,外来・病棟も比較的清潔でプライバシーも保たれ空調も完備。室内にシャワー,トイレあり。一応24時間の当直体制をしいています。
(3)Clinique Médicale les Flamboyants
住所:Gounghin, Rue9.14 Porte 319
TEL/FAX:25307600
E-mail:cabinetmedical.l.f@fasonet.bf
概要:総合内科の常勤医2名(JICA現地顧問医),入院ベッド6床。血液検査・検便・検尿可。レントゲン撮影は外注。院内に手術施設はなし。マラリア,その他発熱,感染症への対処は可能です。
(4)Centre Hospitalier National YALGADO OUEDRAOGO
住所:Secteur 4
TEL:25311655,FAX:25311848
概要:首都ワガドゥグにおける国立病院(医学部附属病院)で,患者の多くはブルキナファソ人。施設の老朽化が著しく,受診は勧めない。廊下や階段にも入院患者があふれる。2012年,日本から草の根無償協力にてリサイクルベッド100台を供与している。
(5)Polyclinique Notre Dame de la Paix
住所:Barrage No.3 rue25.01 Mercure Silmandé Hotelの北東
TEL:25356153 / 55,FAX:25356157
概要:常勤医9名,総合病院として多くの診療科を標榜するが,非常勤医師による診察や処置も含む。入院ベッド32床。院内で血液検査,レントゲン撮影やエコー検査も可能。重症患者は上述の国立YALGADO病院へ搬送となる。院内に手術室も併設し,手術も可能だが,ICU,NICU施設はない。放射線部門は比較的充実しており,パノラマ撮影(口腔外科用),マンモグラフィー(乳癌検査)も可能。上部消化管内視鏡や気管支鏡は非常勤医が行っている。
(6)PCIO(Polyclinique International de Ouagadougou ),
Clinique du Cœur(心臓・循環器専門)
住所:OUAGA 2000 アメリカ大使館の北西近く
TEL:25483528 / 29,FAX:25397457
概要:循環器専門病院。経皮的冠動脈血栓溶解は可能ですが,ステント治療は国外(モロッコ,チュニジア)へ搬送となります。血液検査・検便・検尿可。マラリア検査可。
(7)Polyclinique NINA
住所:Boulevard Charles de Gaulle
TEL:25363381,FAX:25363454
E-mail:aliber@cenatrin.bf
概要:血液検査・検便・検尿可。マラリア検査可。夜間のCT検査可。
(8)Clinique FRANY
住所:Zone du Bois Secteur 13 Rue 13-18 Porte 673/691
TEL/FAX:25369932
ホームページ:http://www.cliniquefrany.com別ウィンドウで開く
E-mail:clinicfrany@fasonet.bf
概要:2009年設立の比較的新しいクリニック。小児科医と総合内科医の常勤2名。ベッドは10床。内科については24時間対応。マラリア患者が全患者の70~80%を占めている。
(9)Clinique EL FATEH-SUKA
住所:Avenue du Golfe de Syrte
TEL:25430600/01,FAX:25430289
ホームページ:http://www.suka.bf別ウィンドウで開く
E-mail:clinique.elfateh@suka.bf
概要:主に産婦人科と小児科の充実のために建てられた病院。外科,循環器科,皮膚科,呼吸器科もあります。入院施設はやや古い。
(10)Clinique Philadelphie
住所:404 rue du Président M
TEL:25332871
E-mail:clinic-philadelphie@fasonet.bf
概要:診療に加えて,採血,レントゲン等の検査部門も比較的揃っています。
(11)Clinique SIMIGNA
住所:1200 Logement
TEL:25362787
概要:眼科診療が主体となります。
(12)DENT-TECH(歯科医院)
住所:8 rue Pic du Goubnangou Cine Neerwaya付近
TEL:25300202,緊急時70401118
E-mail:dent_tech2004@yahoo.fr
概要:Dr.Ouedraogoが診察。
(13)Clinique Dentaire ERAS(歯科医院)
住所:Quartier Koulouba près château d’eau
TEL/FAX:25313614,緊急時78007717/70205131
E-mail:ears@fasonet.bf
(14)Centre Dentaire ADRA(歯科医院)
住所:Secteur 1 Lycee franҫais向かい
TEL:25308621
(15)Clinique Dentaire le Rosier(歯科医院)
住所:Avenue Sembène Ousmane
TEL:25376010,緊急時70246232/78826098
E-mail:rosiercliniquedentaire@yahoo.fr
(16)Laboratoire d’Analyses Médicales du Centre(検査施設)
住所:Qt. Koulouba Hotel Koulouba付近
TEL:25313557 / 25337253,FAX:25301852
E-mail:lamc@labocentre.bf
概要:臨床検査施設。血液検査(血算,生化学検査,免疫検査,ホルモン測定),細菌培養検査,マラリア検査,不妊症に対する精子数・精子運動能検査(鏡検)が可能。
(17)Radiologie Centrale(画像検査施設)
住所:3 Avenue Hourai Boumedienne Zone commercial Secteur 1 Hotel Koulouba付近
TEL:25311309 / 25332729,FAX:25332731
E-mail:radiologie.centrale@fasonet.bf
概要:常勤放射線医2名。レントゲン検査施設。単純レントゲン(胸部,頸部,腹部など)撮影が可能で,パノラマ撮影(口腔外科用)やマンモグラフィー(乳癌検査)も可能です。消化管透視は不可。
(18)Pharmacie de l’Hopital(薬局)
住所:Avenue d’Oubritenga Secteur 4 YALGADO国立病院隣
TEL/FAX:25306641
E-mail:ph.hopital@cenatrin.bf
概要:Yalgado国立病院前の薬局であり,24時間営業。
(19)Pharmacie de DAPOYA sarl(薬局)
住所:Avenue de la Liberté Rue 3.71 Secteur N°03
TEL/FAX:25318431
概要:マラリア検査キット,ワクチン,点眼薬など,比較的多くの種類の医薬品や検査キットの在庫を持っています。JICA利用薬局。
(20)Pharmacie de l’INDEPENDENCE(薬局)
住所:Avenue de la Residence Azalai Hotel Independence付近
TEL:25312717 / 25331640
(21)Pharmacie de St.Bernard(薬局)
住所:Avenue Pascal ZAGRE OUAGA 2000
TEL:25374666

9 その他の詳細情報入手先

(1)ブルキナファソ保健省(フランス語):http://www.sante.gov.bf/別ウィンドウで開く

(2)世界保健機構(WHO):http://www.who.int/countries/bfa/en/別ウィンドウで開く

(3)アメリカ疾病予防管理センター(CDC):http://www.cdc.gov/別ウィンドウで開く

10 現地語・一口メモ

 「世界の医療事情」冒頭ページの一口メモ(もしもの時の医療フランス語)を参照願います。


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